経験で終わるな、メタに上がれ!:大学生研究フォーラム2016は「8月25日」です!

「経験」で終わるな「メタ」に上がれ!
 わたしの「メタラーニング宣言」

 という半分冗談みたいなテーマのカンファレンスが(めちゃ本気)、今年も開催されます。京都大学×東京大学×電通育英会の3者共催で毎年開催しているもので、今年で9回目になります。名前を「大学生研究フォーラム2016」といいます。
 今年の日程が8月25日と決まり、主催者のおひとりであられる京都大学の溝上さんの方では3月に広報をなさっているとのことなので、こちらでも日程をお知らせいたします。

daigakuseikenkyuforum.png

「経験」で終わるな「メタ」に上がれ!
 わたしの「メタラーニング宣言」

 大学生研究フォーラム2016は、今年は8月25日、京都大学です!
 ぜひスケジュール帳にメモをお願いします!
 
 毎年のことながら500名近くの大学関係者、企業関係者、高校関係者にお集まりいただき、大まじめで、しかし、愉快な会になるものと思われます。大学生研究フォーラムも、もう、今年で9年目。いつまでもあるわけではありません(笑)。ぜひ、夏の京都におこし頂けますと幸いです。

  ▼

 先にも述べさせて頂きましたように、今年のカンファレンステーマは、

「経験」で終わるな「メタ」に上がれ!
 わたしの「メタラーニング宣言」

 です。

「大学から企業への学生のトランジション」を扱う大学生研究フォーラムでは、このテーマに基づき、大学・企業から様々な事例報告、最新の研究知見をお届けします。「1日で最先端!」が密かなカンファレンスのウリです(笑)。
 今年は、盟友・溝上慎一さんと中原で、「仲良く基調講演」というセッションをすることになりました(笑)。溝上さんが、どんな玉を投げてくるかが楽しみです。また村上正行先生の名司会も今年も炸裂するでしょう(笑)。

  ▼

 ところで、大学と企業のうち、中原が主に担当しているのは企業パート。
 今年の事例セッションでは、昭和電工株式会社の安藤直人さんと、大阪ガス・行動観察研究所の松本加奈子さんにご登壇いただくことになりました。ご多用中、ご登壇いただけますことを心より御礼申し上げます。

 昭和電工株式会社様では、「経験学習」をキーワードに、全社の人材開発指針を見なおし、それを評価項目の中に入れるというお取り組みをはじめておられます。

 評価が経験学習ならば、研修も経験学習がキーワード。入社してから2年間にわたって行われるトレーニー期間では、新入社員の皆さんが先輩社員の皆さんと2年かけて、社内の課題解決を行うということをなさっています。

 経験の浅い社員に、いかに経験を付与し、いかに振り返りをさせるのか。昭和電工様の事例から、わたしたちは多くのことを学べそうです。安藤さんに心より感謝です。

  ▼

 一方、大阪ガス・行動観察研究所の松本加奈子さんには、新規事業、製品、サービスの開発のお話をしていただける予定です。
 行動観察研究所様では、人々のリアルな行動を、参与観察・フィールドワーク等の定性的手法を踏まえて観察し、それらの地に足のついた知見から、事業・製品・サービスの開発をなさっているといいます。

 経験や現象といったものを子細に観察し、インサイトを導くその知的生産のサイクルは、大学であろうが、ビジネスの現場であろうが、その本質に変わりがあるわけではないことを思い起こさせてくれます。

 松本さんには、松本さんがこれまで数多く取り組まれてきた、「経験で終わるな!メタにあがれ的」な新規事業、製品、サービスの開発についてお話しをいただけるものと思います。松本さんに心より感謝です。

  ▼

「経験」で終わるな「メタ」に上がれ!
 わたしの「メタラーニング宣言」
 今年は8月25日、京都大学です!
 
 ちなみに、こちらは教育現場の教職員限定のワークショップになってしまいますが、前日、8月24日には

 教師におけるアクティブラーニングの身体技法

 というテーマで、音楽座ミュージカルの皆様にプレワークショップをしていただけることになっております。音楽座ミュージカルの皆様にも心より御礼を申し上げます。
 こちらも楽しみですね。

 カンファンレンスの参加お申し込みは、もうしばらくすると、電通育英会様のホームページではじまります。今日は日程の御連絡だけ。
 また、はじまりましたら、このブログなどでお知らせいたします。
 どうぞお楽しみに!

 そして人生はつづく