「高校の学び」を楽しくするWebサイト「マナビラボ:ひとはもともとアクティブ・ラーナー」が開設します! : 先行FBページへの「いいね!」をお願い致します!

祝!マナビラボが立ち上がりました(2015年12月15日)!
高校×学び×アクティブラーニングのポータルサイト!、どうぞご覧ください!


「未来を育てるマナビラボ:ひとはもともとアクティブ・ラーナー!」

http://manabilab.jp/
  
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東京大学が贈る「高校のマナビ」を応援するWebサイト
「未来を育てるマナビラボ:ひとはもともとアクティブ・ラーナー!」
https://www.facebook.com/manabilab.jp

が、12月16日にオープンいたします! 不肖・中原、マナビラボの「ラボ長」という職を、自ら勝手につくり、勝手に拝命し、勝手につとめさせていただいております(笑)ははは(ラボ長・研究員の熱い思いは、一番下に掲載されています)。

 つきましては、皆様に、どうか、どうかお願いがございます!
 12月16日のWebサイト開設に先立ちまして「マナビラボ」のFacebookページを「先行」でつくりましたので、こちらに、どうか「いいね!」をお願いできませんでしょうか?
 
 こちらのFacebookページで、WebサイトURL、今後の御連絡、新着情報などをお知らせさせていただきます。全国の高校のアクティブラーニングの実態を明らかにした報告書や、アクティブラーニングに関する各種の対談記事、学校訪問記事なども入手することができます。こちらのFacebookページで各種御連絡を差し上げますので、どうか「いいね!」をお願いいたします。

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「未来を育てるマナビラボ:ひとはもともとアクティブ・ラーナー!」へ「いいね!」をお願いします!
https://www.facebook.com/manabilab.jp

 マナビラボに「いいね!」をしていただいたからといって、「怪しい壺?」とか「怪しいペンダント?」をおすすめすることはございません。「マナビラボ」のおすすめするコンテンツはいたって真面目、ガチ本気です。
 「マナビラボ」では、12月16日より、下記のような様々なコンテンツが展開されます。いずれも「現在の高校を明るく楽しく元気な学び」を特集するような記事です。

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 ひとつめ

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 2015年、東大 × JCERIが全国の普通科高校3900校に対して行わせて頂いた調査「高校における学びの実態調査」の調査結果をこちらで紹介させていただきます。
 第一報告書のダウンロードも12月16日より開始され、無料で入手することができます。どうぞご自由になさってください。
 また、出典をお示しいただければ、調査結果や調査結果をわかりやすくまとめた「インフォグラフィックス」もご自由にご利用いただけます。画像をがしがしダウンロードして、ご自身のプレゼンにご利用下さい。「現在の高校の学びの実態」が見て取れると思われます。

 ちなみに、先の調査の調査回収率は、な、なんと62%!(驚異的数字です!)(全国の高校の先生方、本当にありがとうございました!感謝です)。日本全国の普通科3900校のうち2600校の「マナビの実態」が12月16日より明らかになります。

 どんな教科がインタラクティブに教えているのか?
 どの県が支援体制を充実させているのか?
 データをつまびらかにお返しいたします。

 ぜひお楽しみに!

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 ふたつめ!「授業のひみつ」!

「授業のひみつ」のコーナーは、インタラクティブでラーニングフルな高校の授業を、マナビラボ研究員が訪問させて頂き、みなさまにご紹介するページです。
 先ほどの「ニッポンのマナビ」が「数字」ならば、こちらでは「ストーリー」や「物語」をつむぎます。下記のように、高校の先進的な授業(こちらは岐阜県可児高校の事例です:感謝いたします!)が、Web上で追体験できます。


 現在の高校の教室の様子は、昔と大きく様変わりしています。
 もちろんアクティブラーニングで有名な学校ばかりでなく、面白い授業を草の根で展開なさっている先生方の授業も、ご紹介させていただく予定です。
 
 どうぞリアルな高校のマナビをご覧下さい。

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 みっつめ!

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「15歳の未来予想図」は、識者の方々と中原がゆるゆると対談させていくビデオが掲載されております。テーマは「15歳の未来、今の高校生はどんな働き方をしているのか?」です。

 現在、15歳の高校生は、今後、どのような社会を生きるのか。そして、今の15歳が大人になるとき、どのような働き方が待っているのかを識者の方々に伺います。

 識者の方々は、元アスリートの為末大さん

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 カタリバの今村久美さん

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 そして、ヤフー株式会社・CEOの宮坂学社長(本間さん、池田さんありがとうございます!)

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 などぞくぞくとつづきます。
 為末大さん、今村久美さん、宮坂学社長など、お忙しい皆様に貴重なお時間をいただきましたことを、ここに心より感謝いたします。皆様には、高校からは少し異なる現場から、しかしそれでいて、高校に対する熱いメッセージをいただきます。

 今日は初回なので、このくらいを紹介しますが、このほかにも様々なコンテンツがあります。どうかお楽しみください。
 
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 なお、これらのコンテンツは、東京大学・大学総合教育研究センター 教育課程・方法開発部門と日本教育研究イノベーションセンターのみなさまとの共同研究、そして、わたしたちの試みを支えて下ったみなさまとの共同の成果です。

日本教育研究イノベーションセンター
http://jceri.kawaijuku.jp/

 東大のスタッフとしては、中原の無茶ぶりに「おしん」のように耐えディレクターをつとめあげている山辺恵理子さん、やはり中原の無茶ぶりに耐えデータアナリシスを担当する木村充さん、はからずも中原の無茶ぶりにたえ撮影・編集を担当する松尾駿さん、そして、ひたすら中原の無茶ぶりに耐えライティングを行う堤ひろゆきさん、そして中原のアシスタントを長年つとめプロジェクトを影ながらささえてくださっている阿部さん。ライターの井上さんにもご支援いただきました。
 皆様は、この半年間、死にものぐるいで頑張ってくださいました。本当にありがとう。僕は、自分の部門のスタッフでありますが、皆さんを誇りに思います。

 日本教育研究イノベーションセンターのみなさまにも心より感謝をいたします。成田先生、山本さん、谷口さん、高井さん、赤塚さん、片山さん、坂上さん、船津さん、、友野さんをはじめとして多くの方々にお世話になりました。
 日本教育研究イノベーションセンターのスタッフの皆様には、心より感謝をいたします。本当にありがとうございました。皆様が、「世●し」のプロジェクトにご賛同いただけなかったら、この試みは存在すらしませんでした。

 また、12月16日にオープンになるWebサイトのディレクションは、盟友・スパイスワークスさん、イラストレータの加納徳博さんにお願いをさせていただきました。
 10年前と少しも変わらずこちらの無茶ぶりに快諾いただき、かつ、なるべく面白いWebページをつくることにこだわっていただきました。この数十年、様々なWebの会社とおつきあいをさせていただきましたが、スパイスワークスさんは、最高のクオリティで、わたしどもの要望に応えてくださいました。関根社長、そしてディレクションを担当いただいた永島さんにも心より感謝を致します。


イラストレータ・加納徳博さん

http://tokuhirokanoh.com/

スパイスワークスさん
http://www.spiceworks.co.jp/

 また、文部科学省のみなさまにも心より感謝をいたします。文部科学省初等中等教育局教育課程課・教育課程企画室の大杉住子さんはじめ、清水さん、小野さんにも大変お世話になりました。盟友・武藤久慶君にも感謝です。
 今回の調査、プロジェクトがすすみましたのは、みなさまのパッションに寄るところが大変大きいと思います。本当にありがとうございました。

 そして、まだお名前は申し上げられませんが、某映像メディアで報道をなさっているHさん、解説をなさっているHさん、番組をおつくりなっているHさん、出版をなさっているMさんにも大変お世話になりました。また、活字メディアをご執筆いただいているMさんにも、大変お世話になりました。引き続きどうぞよろしく御願いいたします。

 最後になりますが、今回の調査に御協力頂いた、2371名の日本全国の校長先生(学校代表者の先生)、11492人の教務主任の先生方、そして、5177名の現場の先生方に、心より感謝を致します。
 手前味噌ながら、回収率62%という数字は驚異的だと思います。皆様から寄せられた質問紙に、わたしたちは正直身震いしました。これは、しっかりと、このご期待にお応えしなければならないのだ、と。
 今後、Webメディア、書籍、政策への提言、その他のかたちで、お寄せいただいたデータをしっかりお返ししていきますので、どうぞ変わらぬご支援をお願いいたします。

 最後に繰り返しになりますが、「マナビラボ」のFacebookページへの「いいね!」をどうかお願いいたします。

「未来を育てるマナビラボ:ひとはもともとアクティブ・ラーナー!」
https://www.facebook.com/manabilab.jp

 なお、以下は長文になりますが、マナビラボ開設にあたり、僕らが思いをつづっています。12月16日にオープンになる「マナビラボ」のABOUTの部分に書いてある思いです。マナビラボ所員の全員の願いをどうかご笑覧ください。

 そして人生はつづく

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ワクワクする学びを明日の教室に!
ひとはもともとアクティブ・ラーナー

 東京大学 大学総合教育研究センター 教育課程方法開発部門と日本教育研究イノベーションセンターは、日本全国の高校で授業をなさっている先生方が、その授業をさらに「インタラクティブ」に、さらに「知的にワクワク」したものにするお手伝いをさせていただきたいと願い、Webサイト「マナビラボ」を立ち上げました。

 マナビラボは、高校の先生方はもちろんのこと、今、高校で学んでいる高校生、そして高校の授業に関心をもつ多くの人々にご覧いただきたきたいと感じています。

1.「日本全国の高校のアクティブラーニング型授業の実態」を「見える化」するべく、モニタリング調査を行わせていただくこと

2.アクティブラーニング型授業を含む「高校の先進的な授業実践事例」を収集し、多くの人々に知っていただくこと

 これら2つの活動に関するコンテンツはもちろんのこと、これらに関連する様々なコンテンツを開発することで、「高校の授業が今まで以上にワクワクしたもの」になることを、わたしたちは願っております。

 マナビラボ所員一同、前述の目的を達成するべく、さまざまな記事・コンテンツの執筆を行わせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。

 なお、マナビラボ立ち上げに際して、わたしたちは、4つの信念をもっています。まずは、ぜひ、そのお話をさせてください。


●1つめの信念

 わたしたちは、アクティブラーニングを「これから新たに始めていくもの」と「見なさない」ということです。世の中には、アクティブラーニングを「これから実施されるべき新規なもの」とみなし、場合によっては、「これまで」を否定する言説があふれています。
 あるいは、「アクティブラーニング」を「特定のツール」や「特定の考え方」を利用しなければ実現できないものと、主張するむきがあります。

 しかし、わたしたちは、これらの考え方に「違和感」を感じます。

 アクティブラーニングを実現するために、「つくられた土俵」にのる必要はありません。その芽は、むしろ、多くの教育現場に「すでにあった」のではないでしょうか。そして、それは、みんなの創意工夫でいかようにも実現できるのではないでしょうか? 特定のツールやら、特定のやり方を利用しなくても、「これまで」を見つめ直し、未来をみつめれば、実現できるのだと思います。

 むしろ、これまで多くの高校には、「アクティブラーニング型授業」とラベルづけはされていないものの」、「インタラクティブで、かつ、優れた問題解決をなす授業があったはず」です。
 わたしたちは、そういう「当然の前提」にたち、このプロジェクトをすすめたいと願うのです。それらをさらにブラッシュアップし、改善していくこそが、現在15歳の高校生たちが生きる近い将来を豊かにすると信じています。

 マナビラボは、事例調査、実態調査を通じて、「今あるもの」を「Rediscovery(再発見すること)」をめざしたいと考えています。
 マナビラボの副題にあります「ひとはもともとアクティブ・ラーナー」には、そのような思いが込められています。

●2つめの信念
 わたしたちは、高校における「授業革新」の問題を、「高校だけが取り組む課題」であるとは捉えていません。むしろ、わたしたちは「高校ー大学ー社会(就業)」をトータルにとらえ、その移行が円滑にすすむことを目的に、このプロジェクトをすすめます。

 これには、マナビラボ所長である僕個人の私的な経験が強く影響しています。

 僕は、これまで10年以上にわたり、「学び」という観点から「企業・組織のヒトにまつわる問題」を研究してきました。企業の「人材開発」に関する実証研究をなす一方で、企業研修の現場にも立ち、数千名を超える様々なビジネスパーソンと接してきました。地域活性化、地域開発にも従事してきました。
 そうした経験の中で、ここ数年ふつふつとこみ上げてきた思いがあります。
 それは、多くの現代社会を生きる人々にとって必要な経験で、下記のような経験は、いくら「前倒し」して経験しても「早すぎる」ということはないということです。

 特に、

・多種多様な社会的背景をもつ人々と協働する経験
・リーダーシップを発揮して、人を巻き込み、何かをなしとげる経験
・論理的に物事をとらえ、アウトプットを行う経験

 などは、変化の早い時代にあっては、学校の教科の中で、あるいは教科外でも、学ばれるべきであると感じます。学校の中に「出島」をつくり、そこで実践されるべきでなく、多くの教育活動の中に、それらが埋め込まるべきだと感じます。
 そのような経験をもった成人が、これから社会にたくさん求められるようになっていくと実感しますし、これからの社会を望ましい方向に変えていくのではないかと感じています。

誤解を避けるために申し上げますが、単に、企業で必要になる能力開発を、学校に押しつけたいわけではないのです。地域の必要な人材を、学校だけに押しつけるつもりもありません。もちろん学校教育の意義は、企業・組織・地域のためだけにあるわけではありません。

 しかし、上記3つのような経験は、企業・地域社会を生きるすべての人々にとってというだけでなく、これからを生きる「子ども」にとって、若い世代にとって、必要になるものであると考えます。
マナビラボは、高校の現場においても、このような経験学習がさらに生まれることを願っています。

●3つめの信念

 3つめの信念は、わたしたちは徹底的に「見える化」するということです。
 アクティブラーニングの言説空間には、様々な理論語、現場語がとびかっています。それらの多くはベクトルを異にしており、交差しつづけているような印象をもちます。ここに圧倒的に足りていないと感じるのは、「見える化」です。

 私たちは信じています。
「今ある現実」を「見える化」できていないものは、具体的に「将来を構想すること」はできません。「今ある現実」を「見える化」できたところから、生産的な議論がはじまります。

 よってわたしたちは、現場の先生方に大変なご苦労をおかけして、今ある高校の現場の実態を把握する調査を行わせて頂きました。また、今の高校の現場の実態がわかる、さまざまな定性的調査をさせていただいております。

 地に足をつけて、現場のリアルな実態、現場の声を拾うところから、将来を構想すること、そのお手伝いをすることをわたしたちの信条とします。

●4つめの信念

 それは、わたしたちはマナビラボを「コミュニティ・メディア」にするということです。コミュニティ・メディアとは、ここでは「共通の関心をもつ人々が出会い、参加・協力していく関係を編み出すメディア」という意味で用います。
 マナビラボ所員は、わずか6名です。
この所員が全力で走り、さまざまな調査分析・記事執筆を行うのですが、わたしたちに為しうること、わたしたちにできることは限られています。

 わたしたちの元には、まことにありがたいことに、さまざまな高校の現場から講師登壇のリクエストが寄せられております。そのすべてにお答えしたいのはやまやまなのですが、限られた人的リソースのなかで、もっとも社会的インパクトが高いことを為していくためには、何が必要かを、これまでグループで話し合ってきました。

 その結論が、
わたしたちは、マナビラボを「コミュニティ・メディア」にしていこう!
というものです。

現在、高校の授業に対しては社会的に高い関心が寄せられていますが、この問題には、かならずしも、いつもマスメディアが注目をしてくれるわけではありません。
わたしたちは、マナビラボをコミュニティ・メディアとして運営し、「高校の授業に共通の関心をもつ人々が出会い、参加・協力していく関係を編み出すこと」をめざしたいと思います。

   ▼

 以上、マナビラボを立ち上げるに際して、読んでいただきたい方々、そしてそれらの方々にご理解いただきたい、わたしたちの思いを記しました。
マナビラボが、高校の授業をさらに「ワクワクしたもの」とする「媒介」になったとしたら、あるいは、高校の授業に関する社会の関心を喚起し、そこに様々な人々が参加・協力をいただける「触媒」になったとしたら、これ以上、うれしいことはありません。


Learning is fun!

 所員を代表して
 勝手にマナビラボ長
 中原 淳(東京大学・准教授)

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 2015年12月16日・・・新たな1ページが加わります。
 マナビラボ始動です!

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 そして人生はつづく