一声かけて、みんなで愉しく学ぶ!? : 東大MOOC講座「インタラクティブ・ティーチング」5000名のコミュニティをめざして!

 5000名のコミュニティをめざして!

 東大MOOC講座「インタラクティブ・ティーチング」の受講申し込みが、4000名を超え、当初の目標であった5000名に着実に近づいています。これほど専門性の高い講座が、皆様からご注目頂けることは、スタッフ一同、とても喜んでおります。

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東大MOOC講座「インタラクティブ・ティーチング」とは何か?
http://todaifd.com/interactive/

 講座スタートの11月19日までもう1ヶ月をきっていることもあり、今日は、インタラクティブ・ティーチングの利用法について書かせていただくことにしました。

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 まず最も多い利用法は「個人で学びます」というものですね。
「個人で学ぶこと」には、それなりの強い意志が必要になりますが、大丈夫です、ここには5000名の同士の方々がいらっしゃいます。gaccoサイト上に用意された電子掲示板などで相互に声をかけあいながら、学んでいくことができるのではないかと思います。

 また、どうせでしたら、読書と組み合わせながら、受講頂くのもどうでしょう。下記のブックリストは、中原が別の企画でつくった「ワークショップなどに関連する本のブックリスト100」ですが(インタラクティブ・ティーチングとは直接の関係はありませんが、理論的には近い本があると思います)、こうしたものを参考にしていただくのもよいかもしれません(インタラクティブ・ティーチングの本棚をつくってもいいかもしれませんね)。

「プレイフル・ラーニング」の本棚
http://booklog.jp/users/nlabworkshop
 
 個人で学ぶときにでも、「他者」と「媒介」をさがす。
 皆さんの個人での学びを、一歩先行くものにしてくれる「何か」をお探しになるとよいのかな、と思います。


東大MOOC講座「インタラクティブ・ティーチング」受講登録はこちら!
https://lms.gacco.org/courses/gacco/ga017/2014_11/about

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 次に「グループで学ぶ」というものです。
 これは僕が想定していたよりも、ずっと多い利用法でした。そして、これが僕がもっとも「おすすめする方法」です。

 人材開発の仕事をしている人達数名であっまって、これを見て、感想を持ち寄る。教師仲間で集まって、オンラインで討議し合う、職場の人達で見るなど、すでに、受講者の皆さんが、たくさんのグループを組織くださっているようです。心より感謝いたします。

「実りの多い対話」を行うためには、「対話の素材」「問い」などが必要になります。「インタラクティブ・ティーチング」は無料で、これを「共通の素材」にして多くの人々が対話をしたり、意見をだしあったりするきっかけにしてもらえると望外の喜びです。
 今は個人で利用しようと思っている皆さん、勇気をだして、お近くの、興味関心をともにする方に、一声かけてみませんか? 
 
 一般にMOOCは、「個人がいつでも、どこでも、学びたいときに、学びたいことを学べる環境」と考えられています。
 でも、せっかくなら、これをよい機会に、信頼できる人たちに声をかけ、「興味関心をともにする人が、学びたいときに、学びたいことを、つながりながら、愉しく学ぶこと」に挑戦してみませんか。
 あっ、そういえば、「インタラクティブ・ティーチング」に興味をもちそうな人が、あそこに一人いたな・・・。これを「言い訳?」にして、一声かけていきませんか?

「インタラクティブ・ティーチング」をきっかけに、「学ぶこと」に関する静かな、しかし、愉しげなムーヴメントが生まれたとしたら、非常に嬉しい事です。

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 東大MOOC講座「インタラクティブ・ティーチング」は11月19日スタートです。皆さんのご受講を愉しみにしております。

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東大MOOC講座「インタラクティブ・ティーチング」受講登録はこちら!
https://lms.gacco.org/courses/gacco/ga017/2014_11/about

 See you on the MOOC!
 そして人生は続く