ポスト・プレイフル・ラーニング(Post Playful Learning)がはじまるよ!?

 昨夜は嬉しいお知らせがありました。上田信行先生と書いた「プレイフル・ラーニング」の増刷が決定したとの御連絡が出版社より入ったのです。

 この本は「ワークショップ」という言葉を普及させ、これまで数十年にわたり、様々な実践を行ってきた上田信行さんの足跡と、学習研究の歴史を追いながら、「プレイフルでラーニングフルな学びの場」をどのようにデザインしたら良いのかを考えている本(一般向けの書籍)です。
 このマニアックな?内容で、5000部は、とてもうれしいことでした。ご支持いただいたみなさま、ありがとうございました。

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プレイフルラーニング
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4385365644/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=nakaharalabne-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4385365644

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 思い起こせば、この本が生まれたのは、上田さんと僕の何気ないやりとりからでした。あるワークショップの休み時間、立ち話で

「上田先生、先生のなさっていることをいつか必ず文字にしてくださいね」
「そうですね、僕もそれをやりたいと思っていたんですよ」

 僕は、上田さんの、これまでの実践やなさっているワークショップのことについて、多くの方々に知ってもらいたいと純粋ピュアに思っていました。上田さんも同様のことを思っておられたようですが、当時は、まさか、それが1冊の本になるとは、当時、二人とも思っていませんでした。まさかね・・・。

 そこに構成の井上さん、デザイナーの三宅さん、編集者の石戸谷さんらがジョインし、少しずつプロジェクトが動き始め、途中、様々な出来事やワークショップ実践などを挟みながら、まさに動きつつ、カタチをつくっていったのが、この本です。金井壽宏先生や、上田・中原研究室の学部生、大学院生の皆さんにも、ジョインしていただきました。みなさま、お疲れさまでした&ありがとうございました。

 このように、本書の成り立ちそのものが、「プロジェクト」であり、「旅」のようなものであったように感じます。なぜかはわからないのですが、「本」を創った気がしないのです。「ともに為しとげた経験」が思い起こされます。

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 昨夜、上田先生とは、そろそろ「ポスト・プレイフル・ラーニング(PPL : Post Playful Learning)」をやりたいね、と電話で盛り上がりました。そのような機会を、東京で創っていこうという話になりました。

 どうぞおたのしみに!
 ポスト・プレイフル・ラーニングの旅は続く!