運転免許試験場でオリジナリティを発揮する!?

 先だって、運転免許の更新、法定講習の受講のため、3年ぶりに運転免許試験場に行ってきました。
 こればっかりは、「泣いても吠えても行かなければ、被害まことに甚大!(免許失効しちゃいますよね・・・)」ですので、「超ヘビー級に重い腰」をあげて出かけたのであります。

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 運転免許試験場は、今日も大勢の多種多様な人々でごったがえしています。
 3人の子どもの手をひいているおかあさん。クソ忙しそうにノートパソコンをひらいているビジネスマン。手続きの場所がわからなくて怒鳴りちらしているオジさん。証紙を買うのを忘れて列に並んでしまい、もう一度最初から並んでと言われて、半べそをかいている気の弱そうな青年。あたりかまわず、化粧をしているギャル。村上春樹を読んでいるシニアの方。お友達同士で来ていると思われる学生さん。
 まさにダイバーシティ!多様性ここに極まれりという空間に、人がごったがえしていました。

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 各種手続きを終え、いざ法定講習へ。
 小生、先だって、一時停止を見誤ってしまい、違反がございましたもので(まことにすみません)、法定講習時間は120分です。

 講習は、ひと教室に130人の大人がぎゅーぎゅー詰めになって行われました。
 朝早かったせいか、皆さん、お疲れのご様子で、中には下をむいたまま、微動だにしていない方もいらっしゃるような気がしました。
 小生も、かなり疲れていたので、その危険があったのですが、

「こういうときこそ、研究者は、オリジナリティを発揮するべきだ!」

 と考え、心にムチをうって奮い立たせ、「最高に優秀な受講態度」で、授業に望んでみることにしました。何事もオリジナリティで勝負です。

 小生、目をぱっちり開いて、先生の問いには、ウンウンとうなずきます。おっしゃられたことを、すべてノートに取ります。教科書は、熟読して、アンダーラインを引いてみました。
 で、そうしてみたら、120分間は、あっという間でした。ウソってくらい早かった(笑)
 もちろん、こうした受講を他人にはおすすめしませんが、敢えてやってみると、なかなか、満足度の高いものでした。
 ゲーミフィケーション的に意識を変えることで、満足度が得られるのなら、それもよいことなのかもしれません。

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 次回の更新は3年後でしょうか、あるいは5年後でしょうか。できるかぎり、違反をなくして、なるべく免許試験場に出かける頻度を少なくしたいものだと感じています。

 そして人生は続く。