状況論がひらく看護 : 学習研究と医療の世界

 インターナショナル・ナーシング・レビューのVol.31 No.8の特集は、「状況論がひらく看護」である。以前から読みたいと思っていたが、ようやく、昨日入手できた。

 しかし、読む時間が全くない(泣)。
 すべてが終わったら、ゆっくりと読もうと思う。

 けだし、最近、僕の研究室にも看護士の方、医師の方からの問い合わせがたまにある。

 地域医療の維持のためには、医師に高額な給与を保証することがまず試みられるけれど、地域の厳しい財源の中で、おのずとこのアプローチには限界があるのだという。

 医療の現場をワークプレイスと捉え、それをいかに改善し、医療従事者の学習や成長につなげることができるのか。
 ここにも、組織学習研究の知見が大いに生きる可能性があるのではないか、と勝手に邪推する。

 僕自身は、まだ、そういう研究をしたことはないけれど、非常に面白い研究テーマだと思う。