春が楽しみ、僕の理由

 4月・5月は、僕が、もっとも楽しみにしている「季節」です。この時期の楽しみといえば、普通は「桜」とかかもしれませんが、僕の場合は違います。ズバリ、「この春、働き始めたばかりの方を見ること」です。

 4月、社会にでたばかりのニューカマー。店に入ったら、よーく、見てください。病院に出かけたら、よーく見てみてください。慣れない手つき、不安な顔つきで、見よう見まねで仕事をしている人が、何人かいるはずです。

 先日病院に出かけたら、僕の担当になった看護婦さんは、明らかに新人でした。彼女の後ろには、僕と同じくらいの年齢の看護婦さんが立っていて、彼女の一挙一動を見ている。チェックシートらしきものをもっていて、僕への言葉かけをひとつひとつチェックしているようでした。いわゆるOJTの現場です。

 1週間前髪を切りにいったら、シャンプーをしてくれたのは、20歳の女の子でした。僕の髪を洗いながら、

「髪質って、ほんと人それぞれなんですよね、シャンプーしていたらわかります」

 と言っていました。

「ほんで、ほんで」
「で、そのあとなにすんの?」

 僕があまりにも根掘り葉掘り、「入店後の育成プロセス」を聞いていたので、ちょっと変な目で見られていたかもしれませんが・・・。

 今日は朝、銀行に行きました。その銀行は、SMBCリテールバンキングカレッジをつくり、OJTとOFF-JTを連動させる「サイクル型トレーニング」を実施しはじめたところです。

三井住友銀行
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080430-00000000-fsi-bus_all

 窓口の前に、いかにも新人の女の子が立っていました。この子は、今、サイクルのどのプロセスにいるんだろうか。そんなことを考えながら、用事をすませました。

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 春はいいですね。「仕事場の学び」に興味をもつ研究者にとって、この時期は、非常に面白い。街にでかければ必ず発見がある。