「森のようちえん」で自然を愉しむ

 先週末は、清里高原・KEEP自然学校で開催された「森のようちえん」(正確にはアラムナイイベント・森のつどい)に、TAKUZOと二人で参加していました。次男KENZOは、生後1ヶ月ということもありますが、何より、水疱瘡にかかっていて、おうちでママとお留守番です。

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 幼児教育に関しては、まことに門外漢ですが、「森のようちえん」とは、「自然環境をそのまま利用した幼児教育や子育て活動」で、北欧で発祥したもののようです。
 日本においても、いまや、たくさんの「森のようちえん」が活動しておりますが、清里の「森のようちえん」は、その中でも、古くから活動を続けてきたようです。

 森のようちえんでは、最初に、自己紹介+イントロダクション。その後は親子別々にわかれて活動をいたします。子どもの方は、冬の森にテントをたてて、お菓子を食べたり、お話をしていたりしたいたようです。親の方は、森を散策したり、焚き火をしたり、ドラムカン風呂をわかしたりしていました。別々のゆったりとした時間が過ごせました。
 個人的には、最近したかった焚き火ができたので、大満足です。

 夜は、子どもが寝静まったあとで、親だけ部屋に集まって、わいわいと、子育てのこと、地域のことなどを語っていました。この時間は、まことに面白いもので、興味深い話がたくさん聞くことができます。

 先だっての夜は、清里の森のようちえんを古くから実践してきた写真家の篠木眞(しのき・まこと:子どもからはしのきーと呼ばれています)さんから、篠木さんの写真論を伺っていました。篠木さんは、子どもと遊びながら写真を撮るという撮影スタイルで、これまで多くの子ども達の遊んでいる様子をフレームにおさめてきました。

 彼の写真は「白黒」。なぜ篠木さんが白黒にこだわるのか。そして、そこに子どもを活き活きとおさめるために、どのような工夫をしているのか、非常に興味深いお話でした。篠木さんの写真は、書籍としてもでておりますので、ぜひご覧頂ければ幸いです。子どもの一瞬をつかむ、素晴らしい写真です。

 

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 森のようちえんは、あっという間に終わりました。帰り際、いつものようにゴリ(小西貴士さん)にTAKUZOは、サインをもらっていました。「またおいで!」と。水性サインペンで書いた、このサインがお風呂で消えたら「また逢える」そうですよ。
 
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 土日動きっぱなしでしたので、僕個人的には、ちょっと体力的にはしんどいところもあるのですが、森から元気をいただいたので、今日からまた頑張ろうと思います。

 帰りの新幹線では、TAKUZOは、爆睡していました。僕は校正原稿に赤を入れたりしながら(泣)、あっという間に新宿につきました。

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 そして人生は続く。