ふと振り返ると、いろいろと本の原稿を抱えていることが、わかりました。ふだん意識してないですね(笑)。結構、書いていたんですね(これから、書くんですね)。

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 金井壽宏先生(神戸大学・組織行動論)との共著「リフレクティブマネジャー(仮称)」、本日、脱稿いたしました(光文社新書)。

 ここ2週間ほどは、「もうこれで脱稿だ」と思いつつ、すっかり気を許して他の文献を読んで、また新しい考えに思いいたり、また原稿に戻る、というのを繰り返しておりました。

 まだ加筆・修正したいところはあるのですが、これも「区切り」が必要でしょうか。10月初旬くらいには店頭に並ぶ予定だそうです。とても楽しみです。

 本の「後書き」では、僕自身が「自分の研究のあり方」をふりかえる「内省」を行っています。ちょっと、こっぱずかしいですが、また見てやってください。

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「人が育つ組織」本(ダイヤモンド社)の〆切が5週間ほどになっています。こちらは、ダイヤモンドさんと東大研究チームの共同研究の成果のひとつです。何とか、今年度中には、出版に区切りをつけたいと思っています。

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 青山学院大学の佐伯先生・苅宿先生・高木先生らが編集する「シリーズ・まなび学」に1章執筆することになりました。僕の担当は、「企業人材育成とワークショップ」です。

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 いよいよ「専門書・単著」の企画・執筆にとりかかっています。「職場と学習(仮称)」です。これまで行った様々な調査データをもとに、職場を単位としたミクロの学習に、自分なりにアプローチしたいと思います。
 ただ、こちらは時間がもう少しかかるでしょう。計画はしていますが、未実施の調査も多々あります。取得が少し先になりそうなデータもあります。
 分析しながら書きつつ、書きつつ分析するといったかたちで、じっくりと腰を落ち着けて書きたいです。できれば、35歳の誕生日までには何とかメドがつけばいいのですが・・・どうなりますことやら。まぁ、楽しんで書きます。

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「新世代のオフィスを専門家100人の集合知で読み解く本(仮称)」というのに「学びを誘うオフィス」ということで、ほんの少しだけ書かせていただきました。
 京都工芸繊維大学の仲隆介先生が中心になって編集なさっている本です。もうそろそろでると思います。

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 いわゆる典型的な企業以外の「職場」 - 例えば、マッサージ屋さんとか、寿司屋の職場を探訪して、そこでの学習プロセスを探求するという企画がスタートしそうです。ダイヤモンド社のWebと書籍の連動というかたちで展開される予定です。
 ちなみに、もうおわかりかと思いますが、マッサージ屋さんと寿司屋は小生の趣味です。

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 東北大学の渡部先生が編集なさっている「学びの認知科学事典」(大修館)と、同僚の山内さんが編集なさっている「デジタル教材の教育学」(東京大学出版会)は、既に校正段階に入っています。

 ちなみに、一般に書店流通しているわけではありませんが、この間、発売になった組織診断ツール「WPL」のマニュアルもすでに発売されています。こちらは松尾先生との共著です。

「職場」を見える化する - 職場診断ツール「WPL」
http://jinzai.diamond.ne.jp/other.command?url=test/wpl.html

  そして人生は続く。