大学院合宿

 大学院合宿。山内研究室、中原研究室合同で、毎年恒例の「理論家の勉強会」を開催する。

 今年取り上げる理論家は、ジョン=デューイ、ドナルド=ショーン、パウロ=フレイレ、ジェロム=ブルーナー、ジャン=ピアジェ、レフ=ヴィゴツキー、バラス=スキナー、ジャック=メジローである。

 山内さんと相談して、今年の夏から発表形式を変更し、ポスターセッションを採用するということになった。

 2名ひとつのグループで、ひとりの理論家をとりあげ、その理論家になりきって、ポスターセッションを行う。参加者は、各グループのポスターセッションの内容をすべて聞く。合宿の最終日に、自分自身で「理論家たちの関係マップ」をつくる。

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 M1の伏木田さん、我妻さん、木村君、安斎君らが、準備・とりまとめをすすめてきた。お疲れ様である。

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 毎年ほぼ同じ内容を扱っているのだけれども、その年ごとに「発見」があって、面白い。

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 今年の発見は、「理論家たちが、自分自身で主張していること」と「その理論家を引用して理論を構築したいと願う教育研究者の主張」は必ずしも重ならない、ということである。そこには「言説転換がある」ことがわかった。

 明日、東京に帰る。

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 TAKUZOは、昨日から「大きな保育園」へ。朝、カミサンと「大きな保育園」に送りにいった。別れ際、「ぎゃん泣き」である。サバイブせよ、TAKUZO。とても気になる。