あめ!、あめ!

 最近、TAKUZOは完全なる「イヤイヤ期」です。

 人によっては「魔の2歳」ともいうらしいですね。2歳前後になると、「理由なく、すべてを拒絶し、ぐずってしまう時期」があるとのことです。いわゆる「プチ反抗期」のようなものです。

  ▼

 特に僕に対しては、ものすごい「剣幕」です。小生、完全に嫌われております。

 朝ご飯を食べさせようとすると、

「あめ!(ダメ)、あめ!(ダメ)」

 風呂に入れようとすると、

「あめ!(ダメ)、あめ!(ダメ)」

 あーそーかい、そーかい。
 わるーござんしたよ。じゃましたね。

 軽くデコピンすると、

「あめ!(ダメ)、あめ!(ダメ)」

 そりゃ、アタリマエか、ごめんね。

  ▼

 先日は、本を読んであげようとして、

 「パパ、あめ!(ダメ)、あめ!(ダメ)。
  パパ、バイバイ!、バイバイ!、バイバイ!」

 と言われて、「軽いショック」を受けました(笑)。

 顔には、

「逝ってよし」

 と書いてありました。そこまであからさまに「嫌わなくても」いいのに・・・(グスン、涙)。

 僕も一応大人なんで、この年齢になってくると、他者から「明らかなる嫌悪感」とかを受けることは、そう多くはないじゃないですか。

 そりゃ、僕のことをよく思っていない人はいると思うし(多い?)、嫌な奴と思っている人もいるでしょう(マジで? 気づいてないけど)。心の底では、きっとね、そういう人もいる。

 でもさ、面と向かって、「ダメ」だの「バイバイ」だの「逝ってよし」だの言われることは、あんまりないよねぇ(笑)。つーか、ねーよ、ふつー。

 子どもは「素直」ですね。
 嗚呼、「残酷」ですね。

  ▼

 とはいえ、まー、しゃーないね。
 嫌われること、疎まれること、なんか気にしていて、親なんか、やってられるかい、この2歳児め、、、という感じです。

 というわけで、我が家では、今日も、明日も、明後日も、僕が御世話をするたびに、TAKUZOの拒否の声がコダマするでしょう。

「あめ!(ダメ)、あめ!(ダメ)」
「あめ!(ダメ)、あめ!(ダメ)」
「あめ!(ダメ)、あめ!(ダメ)」

 ダハハ。
 覚悟をせい、覚悟を。

iyaiya6.jpg