大学院前期終了、嗚呼、夏休み

 大学院授業「組織学習システム論」、そして大学院ゼミ、今日で今学期の予定をすべて終了しました。受講者、研究室の皆さん、お疲れ様でした。

 授業は「組織、学習、働く大人」を扱いました。
 回を重ねるごとに、混迷を増していくような、まさに僕の今のアタマの中をのぞき見るような内容でしたが、この授業で扱った内容が、今まさにオンゴーイングで発展しているところなので、ある意味で仕方がないことなのかもしれません。

 ゼミの方は、今年独立したばかりで、手探りの運営でした。ゼミ長はじめ、研究室の皆さんの協力がなければ運営できませんでした。中原研究室・大学院生諸氏、本当にお疲れ様でした。

 授業、ゼミともにふりかえって考えるに、大学院の教育というのは、教員だけでできるものではないと切に思います。
 「わからないこと」を一緒に考えていくのが、大学院です。「わかっていることを教えていただく」のは、大学院ではない。その意味で、大学院の教育とは、教員と学生のインタラクションの中にある、といっても過言ではありません。

 もちろん、カリキュラム上、いくつかの反省点はありました。これは次回に活かします。

 嗚呼、今日から夏休み。

 もちろん、僕には休みないけど(泣)。