2878540

Learning bar : 「研修にできることできないこと」が終わった!

 昨夜は、Learning bar「研修にできること、できないこと」が開催されました。

 (今から考えると)GW前の金曜日(!?)というとんでもない日程だったにもかかわらず、おかげさまで103名の方々にご参加いただきました。このテーマに対する関心の高さが伺えますね。

kenshu1.jpg

※Learning barは、NPO法人Educe Technologies主催、東京大学大学院学際情報学府 中原研究室の共催にて実施されています。

 ---

 今回のLearning barのテーマはズバリ「研修」と「現場の学び」。主に下記のような内容に焦点をあてました。

 ---

1)最近注目されている「現場での学び=Workplace learning」の実態は、どのようなものなのか?

2)そのとき、いわゆる人材育成担当者は、どのように現場に関わるべきなのか?

3)育成担当者には、どのような未来が待ち受けているか?について考える

 ---

 このテーマに従って、荒木淳子先生(東京大学)、長岡健先生(産業能率大学)から話題提供をいただきました。

 お二人の主張を要約すると、下記のようになるか、と思います。

 ---

1) 従来の研修とは一線を画する、現場での人材育成ニーズは(Workplace learning)、今後も向上していくでしょう

2)人材育成担当者は、インストラクショナルデザインで研修をデザインする仕事に加えて、現場に対するプロセスコンサルテーションが求められるようになるでしょう

3)「研修(ID)で教えられないので、わたしの仕事ではありません」という言い方をしていると、かつてOR(Operations Research)がたどった道と同じ道をたどるでしょう

 ---

 お二人の先生からの話題提供のあと、JMAMの張さん、柴田さん、産業能率大学の古賀さん、熊本大学の北村さんから、「育成現場の実体験」をまじえながら、今回の講演を批評していただきました。

kenshu4.jpg

 最後は、会場でディスカッションタイムです。まずは、お近くの方と15分間程度ショートディスカッションをしていただき、その後、フロアをオープンにいたしました。

kenshu3.jpg

 固い内容であるにもかかわらず大変盛り上がりました。あっという間の3時間でした。

 ---

 自分で企画しておいて大変申し訳ないのですが(!?)、今回の来客数、そして会場の盛り上がりは、主催者の予想をはるかに超えていました。

「現場の学びか、いわゆる育成部門が担当してきた学びか」という課題の設定は、きっと、皆さんが業務を行いながら、いつもひっかかっていたテーマなのかな、と思います。ここを真正面にとらえて考える機会というのが、それほどなかったのかもしれませんね。

 さて、GW明けには、Learning bar第二弾「プロフェッショナルの人材育成」が開催されます。こちらは、現在、110名程度の参加申し込みをいただいております。残席は10程度ですが、よろしければご参加下さい。

 Have a nice holiday!

第二弾! プロフェッショナルの人材育成
http://www.nakahara-lab.net/blog/2007/04/post_828.html

  

投稿者 jun : 2007年04月28日 09:44

コメント

昨日はお疲れ様でした。
コメントの部分では、ダメな点ばかりを出されていて、その後どうするべきかの展開に繋がるものでなかったのが残念でした。
その一点を除いては非常に有意義で時間でした。ちょっと人数が多すぎた感もありましたけどね。

これだけインターネット上に情報が氾濫している中、本当に使えるものってのはネット上ではなく人が持っているんですよね。
人が情報を作り出すので、そこで発信者がフィルタリングするのは当たり前なのですが。。。
ココをちょっとテーマにして何かやってみますか。

投稿者 みぃや : 2007年04月28日 15:37

はじめまして。
偶然、ネットでこのセミナーを見つけ参加させて頂きました。
遅刻してしまったのですが、非常に有意義な時間でした。
まだ、この分野の仕事をはじめ1年程度なので、まだまだひよっこですが、今後もできるだけ足を運び、勉強させて頂きたいと思っています。
最後になりましたが、貴重なお話を聞かせて頂き、本当にありがとうございました!

投稿者 ひよっこ : 2007年04月30日 22:53

皆さん、ご参加ありがとうございました。
お疲れ様でした。またいらっしゃってください。

>ちょっと人数が多すぎた感もありましたけどね。

このあたりは難しいところです。キャンセル待ちをいただくこともある状況で、なるべくなら、関心をもっていただいた方には、要望に応えたいと思っています。

投稿者 なかはらじゅん : 2007年05月01日 23:07