セカンドライフで鼻息荒い

 日本ではこんな批評も飛び出している社会生活オンライン環境「セカンドライフ」。

セカンドライフ不人気の7つの理由
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/07/news074.html

スラド
http://slashdot.jp/askslashdot/article.pl?sid=07/03/08/2023223

 米国教育業界では、相変わらず!?「熱いテーマ」です。何とか教育に利用してやるもんねー(Educational Possiblity)、と鼻息の荒い人たちが、フンフン言いながら頑張っている。

 下記のニュースでは、オハイオ大学の学生が、リンデンラボと一緒に、NSFの1.7millionのグラントの一部を使って、Middle School向けの専用アイランドをつくったという話がのっていました。子ども向けに、教育にも利用できる「Safe environment(安全な環境)」をつくったというわけです。

The journal
http://www.thejournal.com/articles/20363

 ざっとしか読んでないけど、この学生は、地元の科学の教師といっしょに、科学の難しい概念を理解するためのゲームなんかを、セカンドライフに構築しているようです。

secondlifescience.jpg

 物理や化学などのある現象の一部を再現する従来のシミュレーションとは違って、自分がまさにシミュレーションの世界に「浸かっている(immersed)」しているところが、差異といえば差異かもしれません。

 全然関係ないかもしれないけど、以前、ある有名な教育学の先生が、「子どもが遊んでいるうちに、いろいろと学べるテーマパークをつくりたい」とおっしゃっていたのを思い出しました。あっ、そういえば、僕の先輩のある研究者は、「オレは、いつか学校をつくるぜ」とおっしゃっていました。

 セカンドライフなら、そういうのできるかもね。