夜泣きに悩まされているママ・パパへ:育児する教育学者

 夜泣きに悩まされているママ、パパへ。なんちゃって教育学者中原、画期的な?方法を考えました。名付けて、「ダンシングメソッド」。うーん、怪しさ満点。

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 ダンシングメソッドといっても、たいした方法じゃあありません。授乳の後の機嫌のよい間に、ロックやユーロービートにあわせて、子どもの足を動かしてあげるだけです。要するに、運動させる。子どもは一人で運動できませんから、親が動かしてあげる必要があります。

 どのように動かすか?

 神経質にならず、適当にやってください(笑)

 いろんなステップや自転車こぎなどがよいと思います。うちの場合、Madonnaの「Hung up」とか、TM Networkの「Come on everybody」などが好みのようです。

 Janet Jacksonの「リズムネーション」のときは、ジャネットと同じようにステップを踏ませます。激しいぜ、ジャネジャクは。場合によっては、60年代のオールディーズ「ロコモーション」で、両うでを上下させる「ゴーゴー」もよいかもしれません。

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 そうすると、どうでしょう!

 ダンシングメソッド実施前は平均3時間であった授乳間隔が、実施後4.5時間に増えました(p<.01・・・ウソ、そんなにNがあるわけではない)。これで夜に起こされることも飛躍的に少なくなるはずです。

 理由は、「運動しているから授乳後すぐに眠れない、よってまとめて寝てくれる」というものだと思います。

 デメリットとしては、ビビるくらい大便がでます。昨日は、おしめを換えている間に、3回もフンたれました。フンフンフン。オーノー、神様、大惨事。昨日は、手に少しかかった。ツメにもはいった。きぇー。「手乗り文鳥」ならぬ、「手乗りウンコ」の刑。

 でも、このデメリットゆえに、メリットがもたらされているという考えもあります。「足の運動は、便の筋肉の弛緩につながり、それで授乳間隔が広がる」とも考えられますね。

 ちなみに、安全性に関しては一切保証しません。また、この方法単なる偶然、「梅干しを額にのせれば熱がさがる」式の民間療法みたいなものかもしれません。僕にとって子育ては研究ではありませんので、無責任に好き勝手言わせていただきます。ので、自己責任で勝手きままにやってください。

 それにしても、いろんなメソッドやノウハウを自分なりに探し、検証していく。そういう「仮説検証型の育児?」というのもオモシロイものです。いつもとは少し違った新鮮さで「育児」を楽しめるかも。赤ちゃん学で博士号を取得するつもりで、エンジョイするとよいのかもしれませんね。