Think like educator

 先日、ハーバード教育大学院の桑原さん、マサチューセッツ工科大学大学院のサイカチさんと、目白のおでん屋で飲みました。トマトのおでんで、とっても有名だけど、僕としては半熟の「タマゴ」がとってもおいしいと思ったけど。

目白のおでん屋「田のじ」
http://www.den-no-ji.tokyo.walkerplus.com/

 留学していたときに知り合った人たちが帰国なさったときに連絡をもらうのはとても嬉しいものですね。久しぶりに、楽しい時間を過ごしました。

 話していて、ボストンに留学していた頃を思い出してしまったよ・・・僕は。それに彼女たちの奮闘ぶりを聞いて、僕もさ、初心に戻ってがんばらなければなと思いました。

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 そういえば、飲んでいたときに、興味深い話を聞きました。

 なにやらハーバード教育大学院では、「Think Like an Educator」という修士向けのコアコースを開発したのだそうです。

 「Think Like an Educator」は、ケースメソッドを導入した授業なんだって。ハーバードのファカルティたちが、そのコネクションをいかして、いろんな教育現場と共同で、ケースを執筆したのだそうです。

 ロースクールとかビジネススクールに続いて、教育大学院でも、ケースメソッドで授業が行われるってーのがオモシロイねー。

 さらには、そうした方法で教育関係者を育成することに決めたってのは、突き詰めて考えると、「Educatorってのは、どういう職業で、どういう風な仕事をするのか」っていう問いに、ひとつの答えをだしているってことだからね。あとは、現場と大学の関係、教育研究者と実践家についても、ひとつの答えをだしているよね。正月からあんまりややこしいことはいいませんが、これはとってもオモシロイ。

 できればケースとか実際に見てみたいけど、きっと門外不出なのでしょうね・・・。あと、これを受けた人に話を聞いてみたいですよね。

 まぁ、しばらくしてうまくいったら、ビジネススクールみたいに「売る」っていうビジネスモデルができそうですね、Graduate school of educationでも。

 いや、絶対に、それを最初から狙っていると思うけど、ハーバードは。うちのやり方を、ほかでもやってもいいよ。でも、ケースはお金払って買ってねー、みたいな。ハーバード教育大学院は、世界でもっとも進んだ教育の大学院でしょうけど、ほかの大学院と比べるとあまり裕福な大学院ではないと思うので、それを狙ってると思うんだよね。まぁ、これは僕の想像の範囲を超えないけどね。想像、想像。

 日本でも、教職大学院が話題にのぼる昨今ですが、そこでの教育手法をもう一度見直すべきとき、なのかもしれませんね。