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英語教育・・・すさまじき世界

 BEATセミナー「使える英語を身につけたい!:語学学習を支援するデジタル教材のこれから」に参加した。

 当日は、下記のようなプログラムだった。満員御礼。のべ70名をこえる方々が参加した。

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 ■思わず話したくなるゲームで
  使って通じる楽しさを育てる
  『BE-GO』
  http://be-go.benesse.ne.jp/be-go/
  子ども向け・在宅学習・音声認識CD-ROM教材
  ベネッセコーポレーション/BEATフェロー 中野 真依
 
 
 ■新旧メディアを連動させて、
  教室に楽しい英語活動を実現する
  『えいごリアン』
  http://www.nhk.or.jp/eigorian3/eigorian3/top.html
  初等教育向け・学校放送とWebの連動
  NHKエデュケーショナル 箕輪 貴氏
 
 
 ■徹底した集中訓練で、伸び悩みの壁を突破する
  『ぎゅっとe』
  http://gyuto-e.jp/
  高等教育・一般向け・短期特訓e-learning教材
  広島市立大学 青木 信之教授

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 どの発表もオモシロく、ホントウに興味深かったです。発表者の皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。

 うーん、かなり考えさせられた数時間でした。特に、僕が、今年「英語のプロジェクト」を立ち上げるせいもあるんでしょう。
 皆さんの発表をお聞きして、「英語の世界でコンピュータでできること」がよくわかりましたし、自分のやりたいことがよくわかりました。

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 下記に述べることは、全くデータに根ざしていないので、ほとんど「酔っぱらいの戯言」だと思ってください。あくまでタワゴトとして、下記に「英語をどうやって学べるか?」ってことに関する私見を書きたいと思います。

 ちなみに、この場合の英語は「第二言語」の場合ね。その場合ですね、僕は、今回の研究会の中で青木先生の主張なさっていた「英語学習はスポーツの習得に似ている」っていう認識に近いものをもっています。

 端的にいうと「反復練習によって築かれる基礎のない人は、なかなか、キチンと話せるようにならない」と思う。そして「英語はダラダラやるのではなくて、一時期集中的にやった方がうまくなる」と思う。「なかなか」という言葉と、「キチンと」っていうのが、ポイントです。これらが入っていることが重要です。

 そりゃ、「How're you doing?」に対して「Great」とかは言えるようになります。そういう「たわいのない会話」なら何とかなると思うんですね。
 また、何年も何年も、海外で暮らしていれば、やがては話せるようにはなるでしょう。だけど、そのスピードは「基礎のある人」に比べたら、遅いんじゃないかと思うんです。

 繰り返しいいますが、これは僕の経験に基づいた、根拠レスな「わたしの理論」です。こういう「わたしの理論」がはびこっているところが、英語教育の問題だと思うのですが、まぁ、僕も荷担してしまった(笑)。まぁ、blogは論文ではないので、お許しあれ。

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 実は、こういう認識を留学前の僕は全く持っていなかった。でも、留学中、いろんな学生を見ました。基礎のない人もいたし、反復練習をいやがって、いきなりコミュニケーションに取り組むような人もいる。まさに十人十色。英語の学習の仕方はいろいろです。

 でも、これは全くデータに根ざしていないので、個人的な経験でしかないのだけれども、結果として英語をうまく話せるようになっていくのは、基礎のある人、反復学習を行った人のように思うのです。そして、そういう人は、ある時期どっぷり英語につかっていた気がします。

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 ちなみに、昨日、第二言語習得や英語教育を専攻している方が何人か研究会にきていらっしゃったので、お聞きしました。下記のようなセオリーはあるのですか?、と。

1)反復学習による文法習得などを行った上で、コミュニケーションをやった方がいいという理論

2)英語は集中的に学習した方がいいという理論

 でも、皆さん、聞いたことはないとおっしゃるのですよね・・・。うーん、わからなくなってきますよね。

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 本当に考えさせられた一日でした。
 英語教育・・・すさまじい世界だな。

  

投稿者 jun : 2006年01月08日 10:58

コメント

そういえば,理論としては聞いたことないですけど,どうなんだろ.私が西語を学んでいたり,学習支援ツールを作っていたときに,これらのことは聞いたことがあるし,経験もあります.

1)反復学習による文法習得などを行った上で、コミュニケーションをやった方がいいという理論
→これは,文法などは非常に語の構造の基本的なところなので,文法をおろそかにしたままコミュニケーションしていると,ある程度まで行くと伸びなくなるという話を聞いたことがあります(なので,私が昔作った学習支援ツールも西語文法ドリルツールです.意外にもいまだに某大学で使われているので,ウレシイかぎりですが).なお,可能法とか接続法とかは,さすがにもう1度勉強し直さないと運用できないと痛感します.

2)英語は集中的に学習した方がいいという理論
→これは,よく分かりませんが,英語であろうと何だろうと「生き残るために使う言葉」は身に付くとは思います.メキシコで何度となく道に迷ったり,日本人と可能な限り接しないようにしたおかげか,もう学習を止めてから6年近く経ちますが,まだ使えます.その言葉を使わないと生き残れないしツライ状態になれば,自ずと身に付きやすくなると思いました.そういえば,ノーパン3日間を過ごしたドミニカでもスペイン語が自然と出てきて嬉しかったです.ホテルのベルボーイとオトモダチになりました.

このあたりは,もしかすると
文献からみる第二言語習得研究

あたりを読むとあるのかもしれません(私は買ったけど積ん読になっている…).

ちなみに,この間気が付いたのですが,言葉を使うモードみたいなのがあるなぁと思います.その場所に行くと使える言葉なのに,日本でいきなり使おうと思っても出てこないことが多いと思います.このあたりも理論的にカバーされているんだろうか.気になりますね.

投稿者 tmochi : 2006年01月09日 23:24

英語のデジタル教材ですが、1月26日に任天堂のニンテンドーDS用ソフトとして「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」が発売されます。
http://www.nintendo.co.jp/ds/angj/index.html

ニンテンドーDSでは、今までも「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」や「やわらかあたま塾」など、eラーニングとよんで差し障りのないようなソフトを発売し、一世を風靡しています。
(私ものせられて購入しました・・・毎日、トレーニングしてます。本当に鍛えられているかどうかは???)
この「えいご漬け」も期待しています。
こういうソフトがどんどん出て来れば、シリアスゲームが脚光をあび、楽しく学ぶことが一般的になると思います。
参考までにご紹介します。

(ちなみに、我が家の娘は『BE-GO』に夢中ですし、女房『えいごリアン』のファンです)

投稿者 小笠原 : 2006年01月10日 16:22

>>1)反復学習による文法習得などを行った上で、
>>コミュニケーションをやった方がいいという理論
>>
>>→これは,文法などは非常に語の構造の基本的
>>なところなので,文法をおろそかにしたままコ
>>ミュニケーションしていると,ある程度まで行
>>くと伸びなくなるという話を聞いたことがあり
>>ます

なるほど。
セオリーとしてそういうのがあったらいいねー。

なかはらじゅん

投稿者 なかはらじゅん : 2006年01月10日 22:46

>英語のデジタル教材ですが、1月26日に
>任天堂のニンテンドーDS用ソフトとして
>「英語が苦手な大人のDSトレーニング
> えいご漬け」が発売されます。

小笠原さん、こんにちは。
どうもそのようですね。
早速、上記ソフト、注文したいと思っています。

なかはらじゅん

投稿者 なかはらじゅん : 2006年01月10日 22:49

私も、二度ほど留学をした経験から、なかはらさんとほぼ同じ考えを持っておりますし、「英語はスポーツ似ている」という考えも、全くその通りだと思います。

そういう意味では、昨日までセンター試験でしたが、受験勉強は、英語習得においてかなり重要な位置をしめているのではないかと思っています。中原さんのおっしゃる二つの条件を満たしていますし、スポーツとよく似ているからです。もちろん、受験勉強だけで英語ができるようにはなりませんが、そこで死に物狂いでやった受験生は、将来留学をしたりしたときに、「伸び」が違うのではないかと感じます。

投稿者 中植まさたか : 2006年01月23日 13:14

なかうえさん、ゴブサタしています。

>昨日までセンター試験でしたが、
>受験勉強は、英語習得において
>かなり重要な位置をしめている
>のではないかと思っています。
>中原さんのおっしゃる二つの条
>件を満たしていますし、スポー
>ツとよく似ているからです。

僕も同じように思います。センター試験で
リスニングが課されることで、修行に
はげむ若い人たちが確実に増えるでしょうから。

なかはらじゅん

投稿者 なかはらじゅん : 2006年01月26日 07:56