ドレスコード

 かなり前のことになるけれども、ドレスコードのあるクラシックのコンサートの招待券をもらって、カミサンと出かけました。

 でも、タキシードなんてもってないからさ。結局、さんざん悩んだすえに、ちょっとおろしたてのスーツにポケットチーフをさして行ったのさ。「プチオシャレだわな」と思って。

 「日本人なんだから、まさか、タキシード着てくヤツはいねーだろ」

 とタカをくくってたんですね。ニューイヤーコンサートのDVDとか見てね、結構、スーツが多かった。「ウィーンでもOKなんだから、東京は大丈夫だ」と思ったんですね。

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 でも、いざ会場につくまでの道、なんか同じ方向に向かっていく人をみていたら、なんかイヤな予感はしたんです。皆さん本気(マジ)だから。

 男性はタキシード、女性はキラキラ系のドレスが多い。お年はおそらく50歳から60歳くらいの方々ばかりでしょうか。腕なんか組んでしまって、かなり本気です。

 「まさか・・・やばいかな」

 会場について、完全敗北です。
 まぁ、全体の20%くらいをしめる若い人(といっても、明らかに20代はいない・・・30代後半で若手かな)は、まぁ、スーツが多いんだけど、80%くらいの人たちはタキシードなんだよね、とてもびっくりしました。

 ドレスコード、おそるべし。

 まぁ、当日のコンサートは知っている曲が多かったから、大変楽しめたんだけどね。

 そうね、こういうときはちゃんとドレスアップした方がいいね。次にいくときは、ちゃんとタキシードを買っていこうと思います。横着せずにね。

 でも、もったいないよなぁ・・・数年に1回くらいしか着ないでしょ。まさか友人の結婚式とかには着れないし。意味なく「授業」に着ていくか!?

 まぁ、いいか、もったいないけど、ハレのときくらいは。