大学は、今、修羅場

 今、大学は、卒業論文、修士論文、博士論文の〆切前で、非常にピリピリとしている。
 今日、論文提出前最後の大学院ゼミが開かれた。ゼミメンバー全員で、提出論文の校正を2時間にわたって行った。

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 誰の言葉かは忘れたが、

 完成した論文がよい論文である

 いくら視座がよくても、分析手法がブリリアントでも、データをとるのに苦労しても、「完成しなかった論文」は誰にも読んでもらえない。残された時間で、ベストを尽くし、論文は「完成されなければ」ならない。

 〆切直前の他人の論文を読むのは、結構、ドキドキするものである。この場に及んでガタガタ言っても仕方がない。論文の審査を受け持つ立場としては、「最後の頑張りを期待する」しかない。

 己の緊張をほぐすためかわからないけれど、つい、いつもの「長渕」の鼻歌がでてきた。

 やるなら今しかねぇ
 やるなら今しかねぇ
 66の親父の口癖は
 やるなら今しかねぇ

(長渕剛「西新宿の親父の唄」)

「論文提出までリアルに残り4日」である*1。
 やるなら今しかねぇ。

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追記
*1は、先日12月に、博士論文を完成させた僕の学部時代の同期N君の言葉である。