明石家さんま方式

 先日、ある人と話していたら、「明石家さんま方式」という言葉がでてきた。

「さんまの笑いの取り方」は、基本的に「誰かが何かをしゃべったことをおもしろおかしくアレンジしたり、ツッコミを入れること」にある。彼自らが、何か長いネタをくりだすことは滅多にない。

 教育の理想もこれと同じだそうだ。

 教師が一方向的に情報提供するのではなく、生徒が何か情報を発信したあとで、適切なコメントやフィードバックをかえすことに徹する。
 生徒に主導させるかといって、決して、関わらないわけではない。生徒の発信した内容が、生きて、場をわかせるような絶妙の介入を行わなければならない。

 たとえて妙。
 なるほどなぁ、と思った。