研究計画の書き方

 山内先生の研究室blogに、研究計画書の書き方に関するエントリーがありました。激しく同感です。

エッセイ 人をうならせる研究計画書
http://blog.iii.u-tokyo.ac.jp/ylab/2007/07/post_26.html

 今までやられてきたことがキチンと述べられており、
 その上で
 自分のアイデアがある
 そのアイデアが「ふってわいたような」ものではなくて
 予算、期限、自分のスキルをいかして
 実現できるものであること

 これができれば、研究計画書としては完璧ですね。山内先生がおっしゃるようにひとつのキーは、「先行研究の読み込み」にあると思います。

 それに加えて、もうひとつのキーは、「研究経験のある他者に協力してもらって、必ず見てもらうこと」だと思います。あるいは、もし可能だったら、全くの専門外の人に見てもらうのもいいです。

 これらのこと、面倒くさいのか、意外にやっている人は少ないですが、非常に効果的な方法です。

 研究経験のある人にコメントをもらうことが役に立つことは言うまでもありません。が、同時に専門外の人に話して、やりたいことがわかってもらえないようだったら(同意してもらう必要は必ずしもない)、それはたいがい、あまりよいアイデアではないものです。そんな風にして、研究計画をブラッシュアップするとよいのではないでしょうか。

 かくいう自分も、ステキな研究計画を書きたいと思います。