ベルサイユのバラに行ってきた!

 先日、念願の宝塚の「ベルサイユのバラ」に行きました。ちょっとある筋でチケットを入手できまして。

  
 ベルバラのあらすじは、フランス革命前夜のルイ16世支配下のベルサイユ宮殿における物語。貴族の瀟洒な生活に対して民衆の反感と怒りが、いまにも爆発しそうだった頃です。
 そんなときに、ベルサイユ宮殿で、「マリーアントワネット」と「ホルモン」、じゃなかった、「フェルゼン」、そして「オスカル」と「アンドレ」という4人の貴族!?が出会うのですね。で、悲劇的な愛を営む。そういう物語です。

 内容自体は、つっこみどころ満載でしたが(アンドレは何発銃でうたれても、それでも歌ってるとかね)、なかなか楽しかったです。
 フランスを舞台とした演歌的世界というのでしょうか、浪花節的世界なんですよね・・・これが最初は違和感があったけど、「そういうフランスもありだよなぁ」と思えば!?、楽しむことができました。

 演出面は、よくできているなぁと思いました。普通のシーンから回想シーンへの場面の展開は、斜幕を使っていて、非常に効果的だった。あと、せりがすごく多用されてるんだけど、うまいところでそれを使うんですね。それがよかった。

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 ベルバラのお客さんは、女性が98に対して、男が2くらいでしょうか。さっきもいったように話の展開は、つっこみどころ満載なんだけど、まわりの女性たちがみんなだんだんと涙ぐんでいくのですね。「グスッ、グスッ」と涙をこらえる声が、聞こえてくる。

 なんだかさぁ、自分だけ泣いていないことに、罪を感じてしまったね。非常に満喫できたんだけど、ちょっと泣けませんでしたね、なぜか。
 「卒業式で泣かないと、冷たい人って言われそう」って感じで、まさに斉藤由貴状態だった。ちょっと古いかな。

 まぁ、とにかく非常にオモシロかったです。今度は、オスカル編に行きたいね、ぜひ。なんか何でもかんでも好奇心をもつので「ナンパだよねぇ」とよく言われるんだけど、いろいろ経験してみたいんですよね。
 「あれも見たい、これも見たい、もっと見たい、もっともっと見たい」だねぇ、まさに。

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追伸.
 ボストンの友人のブログによると、「NYでこれから建築するバーやスポーツ施設や映画館には女性用便器を男性用便器の倍置かなければいけないという法律ができた」そうです。「Women's restroom equity bill」 というそうですけど。
 今日も、宝塚では女子便は並んでたねー(ジョシという言葉を久しぶりに使ったわ)。もっと便所できるといいですね。

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