文献屋さんと工学屋さん
文献屋さんたちは言いました
工学屋さんはいいね
モノをつくれば
それでいいんだから
工学屋さんたちは言いました
文献屋さんはいいね
本を読んでるだけで
手を動かさなくていいんだから
あるときみんなで集まりました
和気あいあいと楽しく過ごせました
でも
心に秘めた彼らの思いが変わること
はありませんでした
一度、仕事をスワップしちゃえばいいのに...
フフフフフ
投稿者 jun : 2005年06月08日 11:02
コメント
設計(デザイン)屋さんはいいな、運営しなくていい。 協働学習を運営して、生徒たちの活動を、じっと教室に傍らで聴き、見ていると、とても楽しいです。
はじめまして。 豊永です。 田舎の大学を出た後、現場でブルーカラーの仕事を経て、今は教育マネージャをしています。 藤本徹さんや君島さんと仕事の研究についておつきあいしています。
私の興味はつぎのような面です。
スクラップ(メモ) 901 協働学習を評価する技法への接近
事例研究協働方式 + ゼミ方式 = 活性化学習方式
その後わかったこと。
北米の初等・中等・高等教育が 方略としてCooperative learningを使い、実務として教室内に何をするか蓄積がある。 調べるにつれて人の育て方が異なるとの実態が何を意味するか実務のレベルで見えてきた。 ISD界とK-12教育界とは別々に歩んできた研究の切り出しにおいて、同一の主題を、片方は理論的に原理を追い、もう一方は実践的に教員に,何を教場でするべきかおしえている。[1] 我が国に文献を検索しても、グループに分けて学習させる活動についてヒットしない。
ISD界に、なぜか Problem solving のキーワードを含めて協働学習を扱う傾向を見る。学習の運営を設計すると思えば範囲にあってもよいと思うけれど、ReiserらのISD界概観書[5]のなかにSlavinの引用は1件しかない、引用している人はHooper & Reinartz 、記事 Educational Multimedia である。
ISD界でグループの学習を扱っている希少な例はRomiszowski[6]で、ゼミ方式教育の実践を実際的に手順まで提示している。
ライゲルースの緑本に収録しているネルソンの論文は問題解決をタイトルにしている。 彼女が示している原則9つのうち、7つ目について広がりがあるように思える。収束せずにトピックスが、扱いようによっては発散するかもしれない。
(1)成果、利得-----伝統的技法からみると学習具体目標との照合だ。
(2)デブリーフィング 内面とプロセス
(3)集団および各個の学習プロセスへの内省
7つ目とは
"The instructor and learners engage in activities to help them reflect and synthesize their experiences"
この点、緑本の TABLE 11.2 は、複数の研究成果を引用している。
7. Synthesize and Reflect
* Identify learning gains (Barrows & Tamblyn, 1980; Bransford & Stein, 1993; West, 1992).
* Debrief experiences and feelings about the process (Johnson & Johnson, 1994).
* Reflect on group and individual learning processes (Barrows & Tamblyn, 1980; Johnson & Johnson, 1994; Savery & Duffy, 1995).
つぎの文献は、協働学習と問題解決学習との関係を述べている。
Synthesis Paper -- Learner-Centered Practices
問題解決をベースとして技法を様々な主題専門領域に応用していることがわかる。
Using EPO to Stimulate Learning in the Health Sciences
Leo Plugge, Paul Kirschner, Gaby Lutgens, Jan Vermunt
Maastricht University
高等教育技法の大御所が書いている運営技法書[3]にもActive Learningの章があるけれど、1990年代以降の成果は盛り込んでいない。 実務家として生徒たちにさせることの指示を作りだすにたる詳細を知るために最も網羅的かつ実際的である例は、Borichの教育学部向け教科書[2]である。 BorichはTGT、TAI、STAD、jigsawの4つを比較もして提示している。
[1] Abrami P. C. et. al. (1995). Classroom Connections. Understanding and Using Cooperative Learning. Harcourt Brace.
[2] Borich G. D. (2000). Effective Teaching Methods. Merrill.
[3] McKeachie W. J. (2002). McKeachie's TEACHING TIPS. Houghton Mifflin.
[4] Nelson L. M. Collaborative Problem Solving. in Reigeluth C. M. (1999). INSTRUCTIONAL-DESIGN THEORIES AND MODELS Vollume II. Lawrence Erlbaum.
[5] Reiser R. A. , Dempsey J. V. (2000). Trends and Issues in Instructional Design and Technology. Merrill Prentice Hall.
[6] Romiszowski A. J. (1988). Producing Instructional Systems. Kogan Page.
投稿者 豊永正人 : 2005年06月11日 18:38




















