中国茶

 台湾2日目です。今日も忙しい日でした。何とか予定をこなし、今、ゆっくりお風呂につかって、でてきたばかりです。

 不覚なことに湯船の中で寝てしまい、もう少し油断したら、このまま溺死でした。ていうか、死因が「台湾ビジネスホテルで溺死」かよ、こりゃ、痛てーな。

 それはそうと、こっちは今日は結構暑かったのですね。考えてみたら、沖縄よりも南なんだよね、そりゃ、暑いわな。で、すっかり、僕のアタマもトロピカルです。

 ところで、このクソ暑い中、今日は、予定の合間をぬって、茶藝館にいきました。茶藝館っていうのは、台湾の茶道をやるところです、中国茶カフェですね。このクソ暑い中、クソ熱い茶を飲む。これがいいのです。

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 それにしても、いやー、いいですね、中国茶は。すっきりとしていて、透明感のある味で。僕の汚れた心も洗われるね。

 これは、マイブームな予感です。
 茶藝は前にも銀座三越で体験したことあったんだけどね。本場を体験しちゃったわけよ。
 これね、キチンとお作法どおり入れると、同じお茶でも味が違うんだ。渋みがなくなる。不思議なことに何杯でも飲めてしまうのが怖いよね。

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 でも、あんまり気に入ったので、よし、これは!と思い立ちました。
 で、買っちまったんだね、中国茶のセットを。急須とか、茶海とか、湯飲みとかね・・・うちの家族...ていうか、2人しかいないけどさ、それで使えるような、かわいいのがあったから。

 決して安くはない出費でしたが、まぁ、いいか。衝動買い度は「中村うさぎ」並ですが、値段はそれに比べれば、ハナクソみたいなものです。

 それに中国茶セットは一生使えるし、ホームパーティの余興にもいいでしょう。そうそう、前にも言いましたが、どうせ僕は貧乏人ですから。あとには何にも残せません。食い倒し、飲み倒し人生だからね、僕はそれでいいのです。自己正当化完了。

 しかしながら、僕は、こういうのにハマリやすいです。何か新しいものを見つけると、すぐにハマってしまい、カタチをそろえる。で、しばらくのあいだ、その世界にハマル。で、「ずっと続けてその道のプロになる」って言いたいんだけど・・・これがある程度、その世界のことがわかってくると、次のマイブームがおとずれる。これね、僕の性格です。もう、この性格を抱えて生きていくしかない。非難されても仕方がありません。

 まぁ、いいや。「定年後はうどん屋を開きたい」といつもおっしゃっている大学の先生を知っていますが、僕は定年後は「中国茶カフェ」でも開くかな。そのための勉強料と思えばいいんだから。