日経 人事・就職フォーラム

 日本経済新聞社 人事・就職フォーラムというイベントに、パネリストとして参加した。

 大手町の日経ホールには、足下の悪い中、400名の参加者があったという。内訳は、300名の企業関係者、100名の大学関係者だった。

「失われた10年」「就職氷河期」といわれた頃は、この比率が逆転していたというのだから、いかに現在の状況が「採用バブル」なのかがわかる。

 パネリストの一人、某大学のキャリアセンター長の方のお話が、とても印象的だった。

「キャリアセンターに相談にきた、ある男子学生がこう言うんです。企業が僕を選ぶんじゃない。僕が企業を選ぶんだ」

 失われた10年世代、またの名を貧乏くじ世代の僕としては、信じられませんね・・・。わずか数年前までの、就職の苦労は何だったんだ?

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 僕のパネリストとしての仕事は無事に過ぎた。話の展開がやや強引すぎたかもしれないが、そこはお許しいただくとして。

 それにしても、パネル、無事過ぎてよかった、よかった。いや、話をするのが苦手とかそういうのじゃなくて。

 僕、実は、パネリストとして登壇するとき、いつも緊張するのです。想像を絶するくらい「お手洗いが近い」ので、いつも1時間半から2時間耐えられるかなぁ、と気が気じゃないんですね。

 パネルの場合、まさか途中で壇を降りるわけにもいかないしね。「生き恥をさらすような最悪の事態」だけはごめんこうむりたいしね。

 昨日は、お昼前から水を飲まずに我慢して、無事尿意もよおさず終了。はぁ、よかった、よかった。

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 最後になるが(なんちゅう話の展開だ)、日本経済新聞社の山野さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。大変気持ちよく仕事をすることができましたし、勉強になりました。

  

投稿者 jun : 2007年7月14日 08:53