「教師」に関する研究会

 今日も「教師」は揺れています・・・。

教員養成:大学で6年制に延長 民主党が法案提出へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070208k0000m010136000c.html

 ところで、先日、お伝えした「教師の専門性と育成」に関する研究会ですが、大阪市立大学の深見さんにご出講いただけることになりましたので、終わりの時間を1時間延長することにしました。

 新しいプログラムは下記のとおりです。
 あと数席ですが、ふるってご参加下さい。

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 Serious Learning Cafe@Todai
 グローバル時代、教師の専門性とは何か?
 いかに育成するべきか?
 勉強会
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 昨今、新保守主義的な教育改革の中で「教師」
が揺れています。

「刺激」と「活力」という合い言葉のもと、学問
的根拠もなく、「学校の内の世界」と「学校の外
の世界=ミンカン」が接続されようとしています。

 このまま改革が進行すると、激変する学校シス
テムの中で、最も変革を迫られるのは「教師」で
す。「教師とはどういう力量=専門性を有する
人物か」という根幹が揺れることになります。

 本研究会では、これまでの教師研究の知見を
もう一度振り返り、今後、教師の専門性発達を
どのように捉えるべきか、その育成はいかにある
べきかを考えます。

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 今回の試みは、Serious Learning cafeです。
いつものLearning barと異なり、通常の勉強会
(大学のゼミに近いかたち)をとります。コー
ヒーを飲みながら、教師研究の最前線を語り合い
ましょう。

 現在、教師を対象にしたプロジェクトに従事
している方、教師研究に携わっている方、教師
や成人の発達に興味をお持ちの方、どなたでも
参加いただけます。
(ただし内容は専門的議論となります)

 ふるってご参加下さい。
 
                中原 淳
 
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○主催
 東京大学 大学総合教育研究センター
 中原淳研究室
 http://www.nakahara-lab.net/
 
 
○日時
 2007年2月23日(金曜日)
 午後1時より午後5時まで
 
 
○内容

 □自己紹介(20分)

 □企画趣旨(15分)
  Melting it down, what's that in the near future.
  溶解する"教師の専門性"概念、その先に
  見える世界
  (東京大学 大学総合教育研究センター 中原 淳)

 □実践的知識、信念、リフレクション
  教師研究の昔、今(45分)
  (東京大学大学院 教育学研究科 坂本篤史氏)

  ・・・教師研究の歴史、および、現在の教師研究
  が何を問題にしているのか、また氏の研究に
  ついてもご紹介いただきます。

 □教師とメディア・テクノロジー(45分)
  (東京大学大学院 学際情報学府 酒井俊典氏)

 ・・・教師育成にメディア・テクノロジーを活用
 した先進事例、および、 氏のおこなってきた実
 践についてご紹介します。

 □教師になる、教師である、教師として一皮むける(45分)
  (大阪市立大学 大学院 深見俊崇氏)

 ・・・教師がベテランになるまでの成長プロセス、
 「他業種から教師になる人」の成長プロセスにつ
 いてご紹介いたします


 □ディスカッション

  ・今、教師研究に何が必要で何が足りないのか
  ・今、教師をどのように育成するべきなのか
  ・教師の専門性概念の再構築は必要なのか
 
 
 ※資料は後日NAKAHARA-LABにてメンバー限定公開
 http://www.nakahara-lab.net/com.html


○場所
 東京大学 大学総合教育研究センター MEET部門
 http://utmeet.jp/access/index.html
 (予定です)
 
 
○参加者
 参加をご希望の方は下記まで2月20日までに
 メールをください。

 限定12名のみ

 sakamoto [at mark] tree.ep.u-tokyo.ac.jp

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投稿者 jun : 2007年2月 9日 07:30