NAKAHARA-LAB.net

2018.12.20 06:56/ Jun

ケースメソッドで学ぶ「新たな学校づくりリーダー塾」開催のお知らせ!

 本日は、ちょっとしたPRです(笑)。
   
 中原研では、2015年より日本教育研究イノベーションセンター様(河合塾グループ)とともに、マナビラボという研究プロジェクトを行っています(心より感謝いたします)。マナビラボは、端的に申し上げれば、「高校の学びをさらにアクティブでインタラクティブにするお手伝い」をするプロジェクトです。これまで過去4年にわたり研究活動を行って、様々な研究知見を発表させていただいております。
  
 僕は、人材開発の研究者という仕事柄、「ビジネスの現場でどのような能力やスキルが、将来必要とされるか」について、過去20年弱、たくさんの事例を見てきました。
 その関心からか、高校や大学などの教育機関が、これからの子どもたちに、「どのような準備」を提供していくかについて深い関心をもっています。端的に申し上げれば、マナビラボは、そのような関心から生まれたものです。
  
  ▼
  
 これまで、マナビラボでは、日本全国の高校の先生方にご協力をたまわり、「現在の高校の学びがどのようなものになっているか」の実態調査をさせていただいたり、数校の高校と提携し、サーベイフィードバック型の組織開発を実施させていただいたりしています。その知見は、かわいらしいWebサイトで公開をされておりますので、是非ご覧ください。
  

  
「高校の学び」の実態調査報告
http://manabilab.jp/article/4592
   
愛媛県立長浜高校水族館部の学び
http://manabilab.jp/article/5004
   
 マナビラボが行っているプロジェクトのひとつに「ケースメソッド教授法」を用いて「未来の学校リーダーを育てる」プロジェクトというのがございます。
  
 ケースメソッドは、もともとビジネススクールで一般的に用いられているものです。
 組織変革や事業創造などの実際のビジネス事例を、研究者が取材して、短いケースに仕立て上げます。授業では、それを受講生が丹念に読み込んだ上で、こうした事例の場合、自分が「当事者」だとしたら、どのように意思決定を行うかの議論をいたします。このようなビジネスケースでの仮想的な意思決定を積み重ねることでリーダーに必要な資質を学び取ることができます。
  
 マナビラボでは、これまで多くの高校を取材させていただき、「新たなカリキュラムをつくりあげるときに、どのように組織メンバーを巻き込んでいけばいいのか」ということに関するケースをしたためてきました。書かれたケースをもとに、定期的に「学校づくりリーダー塾」というのを開催し、未来のスクールリーダーの先生方と議論を積み重ねてきました。
  
 このたび、2019年2月9日(土)「ケースメソッドで学ぶ学校づくりリーダー塾」を開催させていただくこと人なりました。町支大介君(立教大学)とともにわたしも登壇させていただく予定です。
 もしケースメソッドに触れてみたい、という希有な先生がいらしたり、また、未来の学校づくりリーダーに、興味があるという先生方がいらしたら、ぜひご参加を検討いただければと思います。日本全国から、志のある先生方がお集まりになると思います。
   

 
ケースメソッドで学ぶ学校づくりリーダー塾(申し込みページ)
http://jceri.kawaijuku.jp/research/leader/?fbclid=IwAR2D7PbmyI-TzwtMV20tl44l6pAWeVW9N-xo9W7Bx4UQPu6pLNomewfSnsk
  
学校づくりをケースメソッドで学ぶ(去年の様子が見られます)
http://manabilab.jp/learner
  
 組織として「学校」を見た場合、そこには「運営・変革の難しさ」が見て取れます。当日、皆様と実際のケースをもとに、学校づくりについて深い議論ができますことを願っております。
  
 そして人生はつづく
  
 ーーー
   
新刊「残業学」重版出来です!(心より感謝です)。AMAZONの各カテゴリーで1位を記録しました(会社経営、マネジメント・人材管理・労働問題)。長時間労働はなぜ起こるのか? 長時間労働をいかに抑制すればいいのか? 大規模調査から、長時間労働の実態や抑制策を明らかにします。大学・大学院の講義調で語りかけられるように書いてありますので、わかりやすいと思います。どうぞご笑覧くださいませ!
  

  
 ーーー
    
新刊「女性の視点で見直す人材育成」(中原淳・トーマツイノベーション著)が、ついに刊行になりました。AMAZONカテゴリー1位「企業革新」「女性と仕事」。女性のキャリアや働くことを主題にしつつ、究極的には「誰もが働きやすい職場をつくること」を論じている書籍です。7000名を超える大規模調査からわかった、長くいきいきと働きやすい職場とは何でしょうか? 平易な表現をめざした一般書で、どなたでもお読みいただけます。どうぞご笑覧くださいませ!
    

  
 ーーー
      
新刊「組織開発の探究」発売中、重版3刷決定しました!AMAZONカテゴリー1位「マネジメント・人事管理」を獲得しています。「よき人材開発は組織開発とともにある」「よき組織開発は人材開発とともにある」・・・組織開発と人材開発の「未来」を学ぶことができます。理論・歴史・思想からはじまり、5社の企業事例まで収録しています。この1冊で「組織開発」がわかります。どうぞご笑覧くださいませ!
  

 ーーー

【注目!:中原研究室のLINEを好評運用中です!】
 中原研究室のLINEを運用しています。すでに約9900名の方々にご登録いただいております(もう少しで1万人!)。LINEでも、ブログ更新情報、イベント開催情報を通知させていただきます。もしよろしければ、下記のボタンからご登録をお願いいたします!QRコードでも登録できます! LINEをご利用の方は、ぜひご活用くださいませ!
      
友だち追加
   

 

ブログ一覧に戻る

最新の記事

自分の抱える「生きづらさ」をみずから「命名」せよ!:今日も明日もあさっても「順調に問題」だらけの人生を生きる!?

2019.3.22 06:13/ Jun

自分の抱える「生きづらさ」をみずから「命名」せよ!:今日も明日もあさっても「順調に問題」だらけの人生を生きる!?

2019.3.19 06:42/ Jun

「ゼミの経営」を通して「生きた経営学」を学ぶ!? : 中原ゼミとは「人づくり・組織づくりの知識」を「経験学習」するための社会的装置である!?

学ぶことは「特権」だったのもしれない!? : 「学べる」のに「学ばない」ひと、「学びたい」のに「学べない」ひと

2019.3.18 06:23/ Jun

学ぶことは「特権」だったのもしれない!? : 「学べる」のに「学ばない」ひと、「学びたい」のに「学べない」ひと

相手の「成長」を信じれば信じるほど「饒舌」になれない理由!? : 「失敗すんじゃねー」と「失敗してもOK牧場」の狭間の悶絶!?

2019.3.15 06:37/ Jun

相手の「成長」を信じれば信じるほど「饒舌」になれない理由!? : 「失敗すんじゃねー」と「失敗してもOK牧場」の狭間の悶絶!?

「成功体験にしがみつく」とは「ロマンティックで絶望的な認知のズレ」である!?

2019.3.14 06:36/ Jun

「成功体験にしがみつく」とは「ロマンティックで絶望的な認知のズレ」である!?