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2021.4.1 07:48/ Jun

「自分のキャリアを考えたい方」と「自分の組織を見直したい方」も楽しく読めちゃう、新刊「働くみんなの必修講義 転職学」

 今日は、朝っぱら問題を1問!
   
【問題】
 働いていれば、どんなひとでも「会社を辞めちゃおうかなー」思っちゃう瞬間は、一度くらいはあるでしょう。
 しかし、離職のリスクが一時的に高まる年代というのがあります。
 下記から2つお選びください。
  
1.20代前半
2.20代後半ー30代前半
3.30代後半ー40代前半
4.40代後半ー50代前半
5.50代後半
  
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 答えは【2.20代後半ー30代前半】と【3.30代後半ー40代前半】の2つですね。
   
 本日発売になる新刊「働くみんなの必修講義 転職学」では、この2つの時期を「第一モヤモヤ期」「第二モヤモヤ期」と呼んで、分析を深めています。
  
  
  
 転職には「タイミング」というものがあります。問題は、そのタイミングをいつはかるかでしょう。
 たとえば年齢があがってくると、不満があがったとしても、外に出ることもかなわない「囚われ(ホステージ)」の状態に陥ります。
     

  
 また、年齢があがってくると「自分の内面に対する認識」よりも「外側・社会から見た場合の自己イメージ」の方が、高まっていきます。いわゆるセルフアウェアネスの危機です。自分が見えなくなると、転職の失敗につながります。それでは、ひとはいかにセルフアウェアネスを高めることができるでしょうか。本書では、この問題についても考察を深めています。
   

  
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 転職問題は、結局、このように長期化する仕事人生をいかにデザインし、完走するか、という問題と密接にリンクします。 
 このように新刊「転職学」は、キャリア開発などに興味をお持ちの方、自分のキャリアをいかにデザインするかに興味をお持ちの方にも、お読みいただける内容になっています。
 どうぞご笑覧くださいませ!
   

  
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 また、新刊「転職学」は「自らが転職」というわけではなく、従業員の離職問題や中途採用をお考えの企業人事・経営企画・経営者の方々にとっても、役立つ内容も満載です。
  
 典型的に学びを深めることができるのは「離職」問題への対処です。
 転職学では、「ひとは、なぜ離職を考えるのか」についての考察も行っているからです。
  
 転職学の知見によれば、多くの転職者は、前職に「不満」をもっています。
 しかし、ここからが問題なのですが、「不満」だけでひとは離職を決断はしません。
  
 不満があったとしても、ひとが辞めない組織と、ひとが辞めてしまう組織というものがあるのです。
    
 そのひとつのヒントになるのが、組織のあり方です。
 新刊「転職学」では、ひとのやめたい気持ちを強めてしまう組織のあり方を「職場の重さ」という概念で把握しています。
  

   
 職場の重さは、要するに、「だめだこりゃ!」です。
  
 組織の人事に対する「だめだこりゃ!」
 職場の意思決定に関する「だめだこりゃ!」
 会議のあり方に関する「だめだこりゃ!」
  
 こうした「だめだこりゃ!」が高まってくると、ひとは、「うちの組織って、これ以上、長くいても、きっと永久に変わることはないだろうな」という思いを深くします。この「うちの組織は変わんねーわ」という思いと、不満がシナジーをおこしてしまうとき、それが離職の引き金になります。
  
 

 このように新刊「転職学」は、組織のあり方や組織開発などに興味をお持ちの方にも、お読みいただけると思います。
 組織のあり方を常に見直していくことで、企業にとっての大きな損失である「従業員の離職」を押さえることができるからです。
  
 ちなみに、中途採用の方々の組織参入をいかに支援するか、という組織的課題についても、本書では、考察をしています。
 せっかく採用した社員にはやく定着して、成果を上げてもらうためには、どのような支援が必要なのか。いわゆるオンボーディング(組織への定着・活躍:Onboarding)についても本書で論じています。転職学の知見によると、オンボーディングでは、組織側から4つの支援を提供することが望ましいとされています 詳細は、ぜひ本書でご覧ください!
      

       

    
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 新刊「働くみんなの必修講義 転職学」は本日、発売になります!
 ぜひ、多くの皆様にお読みいただけますよう、よろしくお願いいたします!
    
 
「働くみんなの必修講義 転職学」
https://amzn.to/3m2Tmsw
   
【関連:昨日のブログ記事】
新刊「働くみんなの必修講義 転職学」のご案内!:すべての働く人々に、1万2000人の大調査からわかった「転職のエビデンス」を!
http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/12824

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