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2019.10.29 06:44/ Jun

「年間1万人のリーダーを育成する企業内大学」を訪問させていただきました!

※明日から立教大学は「秋休み」に入ります。このブログは、本日10月30日より11月5日までお休みになります。一休み、一休み! また11月6日にお会いしましょう!
  
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 朝っぱらから問題です。
 下記の3つのヒントにあてはまる「企業名」を当ててください。
   
ヒント1. 15万人のアルバイト社員(クルー)を有している企業です
  
ヒント2. その企業は、いわゆる「企業内大学」をもっています
  
ヒント3. 年間1万人の「店舗で働くリーダー」を育成しています
  
ヒント4. 世界でもっともよく知られている外食企業のひとつです
  
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 答えは「マクドナルド」さまです。
  
 先日、中原ゼミの学生20名弱とともに、マクドナルドの企業内大学「ハンバーガー大学」を訪問させていただきました。ハンバーガー大学の皆様、ご縁をおつくりいただいた、マクドナルド広報部の皆様には、この場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
   

  
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 ハンバーガー大学は、
  
1.店舗のリーダーたちに「生涯に通じるリーダーシップスキル」を育成し
2.ブランドプロミスの実現し、店舗力を向上させること
3.マクドナルドのカルチャーを浸透させること
  
 を目的とした企業内教育施設です。
  

  
ハンバーガー大学
http://www.mcdonalds.co.jp/company/university/
  
ハンバーガー大学インストラクター紹介
http://www.mcdonalds.co.jp/company/university/instructor/
   
 冒頭申し上げましたように、マクドナルドのハンバーガー大学には、全国から年間1万人弱の受講生がおとずれ、リーダーシッププログラムを受講しています。
   
 また、クルー(アルバイト)の皆さんの「店舗での学び(OJT)」を支援するため、各種のアプリなども開発しておられます。ipadでレジを体験するアプリなど、当日は、ゼミ生が体験させていただくこともできました。
  
ハンバーガー大学カリキュラム
http://www.mcdonalds.co.jp/company/university/curriculum/
    

  
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 当日、ゼミ生は、シフトマネジャーの方々が受講するリーダーシッププログラムの一部を受講させていただきました。内容は、Emotional Intelligence(感情知能)、Self-awareness(セルフアウェアネス)とLeaderhipに関するもの。
 せんだって、大学院ゼミで勉強会を開催させていただいたばかりの内容で、非常に興味深いものでした。
   

   
 個人的には、ハンバーガー大学の講師の方々の「教え方」、ファシリテーションの仕方、そもそも立ち振る舞い(身体技法)なども、非常に興味深いものでした。それは、それは素晴らしいものでした。
(ゼミ生は、そこまで、見えていたかな。先生方が指名するときの指、立っているときの姿勢・・・どういう所作をしていましたか?)
  

 私どもからも、ゼミ生の大沼ひかりが、立教大学でおこなっているリーダーシップ教育についてショートプレゼンテーションを行わせていただきました。
 わたしどもが行っているリーダーシップ教育と、マクドナルドさまのそれは重なるところもありつつ、違いもあり、その差異、異同を考えるだけでも、非常に示唆にとむ時間になりました。
    

   
 下記はゼミ生の感想の一部です。
 ご笑覧くださいませ
   
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私にとって今回1番印象に残った学びは、たった1人の小さな感情でもそれが、ビジネスまでをも動かす原動力になるということです。例えば、従業員の感情はお客さんにまで伝染していく。そのためマクドナルドでは常に多くのポジティブを生み出すことを大切にしているというのには共感しました。
  
また、今まで年齢・国籍など多種多様な人が働くマクドナルドで、コミュニケーションをうまくとり丁寧にお客様に対応している店員さんをたくさん見てきました。それは今回ハンバーガー大学での人材育成の裏側を知り、細やかな教育制度のもとで実現できているのだと知りとても納得できました。
  
自分のLSを確立してそれを貫き、常に自分に正直でいたい。得た知識のアウトプットとしては、相手の感情に寄り添う行動を心がけたいと感じました。
今日は本当にありがとうございました。
(大木紫万)

  
    

本日は貴重な機会をありがとうございました。
身近にあるマクドナルド店舗の内部で、だれがどのようにだれを教育しているのかのヒントを掴むことができ、自分のアルバイトや学校生活に活かせるなと感じる点が沢山ありました。特に、ポジティブな感情がリーダーシップに繋がり、良い循環を生むということが印象的でした。普段私はどうしても感情が顔や態度、行動に現れやすく、良い循環を作るには程遠いなと感じています。今日の学びを機に、自分からコミュニケーション(listen,resloveなど)を上手に取りながら、周りにいい影響を与えられるように頑張りたいと思います。
とても楽しい、あっという間の時間でした。
本当にありがとうございました。
(西岡茉優)

  
  
  

本日は貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!楽しくて3時間がとてもあっという間でした!
大学で行動ベースのリーダーシップについて学んでいたので、行動の裏の”感情”にフォーカスしたリーダーシップについて学ぶことができたことが今日の1番の収穫でした。自分の感情についての認知を深め、相手の感情を一方的に決めつけるのではなく理解しようと試みることが今後の私の課題だと感じました。
「トレーニングのゴールは知識の習得ではなく、アクション起こすこと」という言葉が教室にもあったように、今日得た知識を明日から実践していきたいと思います!
(角口友菜)

  
     

素直な感情は、「楽しかった!」です。普段は、行動に注目しがちで、どんどん歳を取るたびに、自分の素直な感情になかなか目を向けなくなっていたと思います。感情の部分と向き合って、自分でコントロールできるように、感情に振り回されないようになりたいです。自分のもつリーダーシップを増やして豊かになるために、正解を出さなければいけないという枠から飛び出して、自分の考えを臆することなく言えるようになりたいと思うことができた時間になりました。ありがとうございました!
(熊野真子)

   

今回の研修で学んだことは、リーダーシップの開発には、相手の感情に焦点を当てて相手の行動や価値観を理解することが重要だということです。具体的には行動の背後にある相手の感情を理解するために、自分の感情や言動をメタ認知的に客観的に認知することで、セルフアウェアネスを高めるだけでなく、そこから相手の感情を読み取ることでより良いリーダーになれるということです。このようなリーダーになるために、私は自分の一時的な感情に流されないように、常に客観的に自分を見られるようにしていきたいと思います。
(秋山亮)

  

本日は、貴重な機会をどうもありがとうございました。
感情とリーダーシップというテーマは、あまり自分が考えていなかったことだったので、新しい発見が沢山ありました。特に、マクドナルドの店内の感情を探すワークで発見された感情のバリエーションに驚いたと共に、それが職場環境やモチベーションに影響するのが興味深かったです。
これからのアクションとしては、現在ゼミの方で取り組んでいる卒論のテーマが「自分のアルバイト先の若手育成」なので、今日学んだ知識が何かしら活かしたいです。特に、アルバイトのカリキュラムの緻密さと明確さは、見習える部分があると思います。
(山川 由斗)

本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。世界的にも非常に規模が大きな組織の1つとしてどうやって支店の末端まで最高のサービスを提供できるのか疑問に思いながらマクドナルドを利用していましたが、マクドナルドの組織図やリーダーシップ、大切にしているコミュニケーションなどを学んでその理由が分かった気がします。今日はリーダーシップと感情のつながりなどを学びましたが『研修のゴールは知識の習得ではなくてアクションに起こすことだ』と言う言葉が最後に強く残っています。
最近イライラすることが多いと感じるので、明日から感情を出すまで10秒待つことから始めます。とても楽しくて帰りにマクドナルド寄りました!ありがとうございました。
(奥谷碧)

  

   
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 重ねての御礼となりますが、数ヶ月前から今回の企画を進めていただきました、ハンバーガー大学学長の菅野智子さま、吉田真友子さまをはじめとして、同大学のファカルティのみなさま、とりわけご登壇いただきましたインストラクターのみなさま、マクドナルド社広報部 蟹谷賢次さま、一瀬竜彦さまには、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
   
 本当にありがとうございました!
  
 中原ゼミでは、人材開発・組織開発・リーダーシップ開発の現場を、また訪問させていただければと思っております。みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
   
 そして人生はつづく
  
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「組織開発の探究」HRアワード2019書籍部門・最優秀賞を獲得させていただきました。「よき人材開発は組織開発とともにある」「よき組織開発は人材開発とともにある」・・・組織開発と人材開発の「未来」を学ぶことができます。理論・歴史・思想からはじまり、5社の企業事例まで収録しています。この1冊で「組織開発」がわかります。どうぞご笑覧くださいませ!
  

  
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