NAKAHARA-LAB.net

2006.12.14 21:00/ Jun

オススメの寿司屋:渋谷・神泉・蛇の健寿司に行ってきた!

 先日、テレビディレクターの大房さんと、渋谷で待ち合わせ、神泉にある「蛇の健寿司(じゃのけんずし)」に出かけました。
 蛇の健寿司は、大房さん行きつけのお店で、僕も、もう何度かおじゃましています。このblogでも何度も紹介してきました。
 —
蛇の健寿司(夜のみ)
住所東京都渋谷区道玄坂1丁目20-4
電話番号03-3461-4288
(英語メニューもあり)
http://maps.google.co.jp/maps?q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E5%8C%BA%E9%81%93%E7%8E%84%E5%9D%821-20-4
蛇の健さんエントリー1
http://www.nakahara-lab.net/blog/2006/01/post_206.html
蛇の健さんエントリー2
http://www.nakahara-lab.net/blog/2006/07/post_500.html
 —
 伺ったのは、午後7時をまわったところ。用事がちょっと長引き、少し遅れてしまいました。
 すでにカウンターにはお客さんが何人も入っています。大房さんもすでにはじめていました。今日も大将の健ちゃんと女将さんが、「いらっしゃい」と迎えてくれます。
sushi_taishou.jpg
 最初に言っておくと、蛇の健寿司さんは「ここに来ると美味しいものをだしてくれる寿司屋さん」だと僕は思っています。どんなものでも、季節によらずサーブすると言うよりは、一番旬のものを少しずつ、食べさせてくれる。そんなお寿司屋さんです。
 —
 この日は本当にいろんなものを食べました。
 まず、つきだし。ナマコと白子を食べます。
 ナマコは冬に旬を迎える。見た目は非常にグロテスクな食べ物ですが、これがどうでしょう、刺身にすると、しゃっきりとした歯ごたえでとても美味しい。
 さらに、その腸は「コノワタ」と呼ばれていますが、この濃厚な味は日本酒好きにはとまらないものです。
sushi_namako.jpg
 白子も濃厚なクリームのよう。生臭さなどは全くありません。のっけから、箸をやすめる暇がありません。
sushi_shirako.jpg
 —
 お次は、ヒラメ、タコ、シャコのお造りです。
sushi_hirame.jpg
sushi_tako.jpg
sushi_shako.jpg
 正直言って、僕はあまりシャコは得意ではない。なんか、よく街で食べるシャコはモソモソしているのが苦手なのです。
 だけれども、先日食べたシャコは鮮度が違いました。むしろ、うまく煮たエビのような食感で、しゃっきりして、モサモサ感がない。アタリマエのことですが、やはり鮮度がいいものはおいしいのですね。
 タコとヒラメは昆布締めですね。ほんのりと昆布の出汁がでていて、そのまま食べても美味しい。
 僕は塩分控えめをモットーとしておりますので、醤油はささず、そのままいただきました。どちらも、美味い。

 お次は、箸休めの芥子菜です。芥子菜のピリリとした辛さがいいですね。いやはや、酒が進みます。
sushi_karashina.jpg
 —
ここで、光り物のお造りがでてきました。
 おお、最初は、冬の味覚「松輪の真鯖」です。光り物、特に鯖!、僕はあまり得意ではないのですが・・・。
 いや、好き嫌いが多いわけではないのです・・・僕が得意でないものは鮮度が落ちると壊滅的なものです。で、たいがいのお店では鮮度が悪い。だから、自己防衛的に食べないようにしています。
 鯖などはおそらく、この店で、去年、口にするまで、数年間は食べないできました。で、そのときに感動した。えー、こんなに美味しいのか、と。1年ぶりの鯖になります。
 お次は鯵ですね。鯵も新鮮でないものなど、決してこんな風には食べられません。うまい。
sushi_masaba.jpg
sushi_aji.jpg
 光り物2種。あまりに美味しくて、この後、メジマグロの刺身もでたのですが、写真をとるのを忘れてしまいました。
 —
 いよいよ握りです。
 この日は、結構いろいろ頼みました。コハダ、イカ、ネギトロ・・・。
 特に、トロとふっくらと煮たアナゴでつくったアナキュウは美味しかったなぁ。「このトロはなかなか食べられないですよ」、と大将もおっしゃっていました。ありがとうございます。
sushi_toro.jpg
sushi_anakyu.jpg
 ここまで来て、もうお腹の方は大満足。そして、酔いの方も完全にできあがっています。嗚呼、いい夜だ。
 寿司屋では、「酒飲みの長っ尻」はふつう野暮ということになっているのですが、ここではそんなことはありません(もちろん混んでいれば長尻はマナーとして禁物でしょう)。
 ちなみにこの日の酒は、純米酒だったんですけど、あと数日すると、「荒走り」がでてきます。冬にしか飲めない「荒走り」。これが来ると、1年の終わりを感じます。
sushi_sakejanoken.jpg
 これだけ食べてお勘定は、良心価格。だいたいお一人様7千円から1万円の間だと思います(お酒の量による)。
 「その季節に一番美味しいモノ」が食べたくなったら、ぜひ、どうぞ。
 あっ、週末は混むそうですし、カウンターもそんなに席があるわけではないので、出かける前は必ず予約をしていくことをおすすめします。
蛇の健寿司(夜のみ)
住所東京都渋谷区道玄坂1丁目20-4
電話番号03-3461-4288
(英語メニューもあり)
http://maps.google.co.jp/maps?q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E5%8C%BA%E9%81%93%E7%8E%84%E5%9D%821-20-4 

ブログ一覧に戻る

最新の記事

自分の身体をどのように用いて、相手にプレゼンテーションを「お届け」するのか?:演劇の知とリーダーシップ!?

2024.4.26 10:34/ Jun

自分の身体をどのように用いて、相手にプレゼンテーションを「お届け」するのか?:演劇の知とリーダーシップ!?

褒め方ひとつ間違えると「怯える、いい子」を量産してしまうメカニズムとは何か?

2024.4.24 08:22/ Jun

褒め方ひとつ間違えると「怯える、いい子」を量産してしまうメカニズムとは何か?

2024.4.17 23:54/ Jun

給特法、および、それにまつわる中教審審議に対する私見(中原淳)

たかがタイトル、されどタイトル!?: 研究タイトルを「一字一句」正確に書いてきてね!

2024.4.17 08:17/ Jun

たかがタイトル、されどタイトル!?: 研究タイトルを「一字一句」正確に書いてきてね!

2024.4.15 08:05/ Jun

「タイパ重視の時代」だからこそ「時代遅れ!?のラーニング」を楽しむ!