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2021.11.1 08:32/ Jun

コロナ禍の在宅勤務とは「シン・氷山モデル」である!?:「海」の底に消えてしまった「氷山」をさぐれ!?

 コロナ禍の在宅勤務とは「シン・氷山モデル」である!?:「海」の底に消えてしまった「氷山」をさぐれ!?
     
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 組織開発の世界では、よく「氷山モデル」というものが用いられます。氷山モデルを用いると、複雑怪奇で魑魅魍魎で語りどころのない「チームでの活動・状態」の様子が、よりクリアに説明できるからです。
  
 下記のように氷山モデルは、海のうえに漂う「氷山」をメタファとして用いることで、「チームのあり方」を「氷山の上」と「氷山の下」の2つの世界にわけて説明します。
  
 
 
「氷山の上」は「目に見える世界」であり、「チームの活動・状態・成果」を表象しています。この世界は、海上を進んでいる「船(タイタニック号)」から直接、肉眼で見ることができます。さして努力せずとも、目をあければ、見える。
   
 しかし、一方「氷山の下の世界」は目に見えません。ここには、チームの活動・状態・成果に影響を与える、チームの深層要因が隠されています。
 この「氷山の下の世界」は氷山の上の世界、すなわち「チームの活動・状態・成果」に影響を与えています。
  
 たとえば、
  
 1.チーム内でコミュニケーションの質や量は十分確保できているか?
    
 2.チーム内の意志決定の手続きは適切か? 
    
 3.チーム内で目標はちゃんと共有されているのか?
    
 4.チーム内の役割分担は適切かどうか?
    
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 などなどの要因は「チームの活動・状態・成果」に影響を与えます。
  
 かつて、サンテグジュペリは「星の王子さま」のなかでこんな名言を残しました。
  
 大切なものほど、目に見えないんだ
  
 
 
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 組織開発では、一般に、この「氷山の下=大切なもの」にスポットライトをあてて、目に見えるにしてます。この目に見えるものを、チームメンバーで見つめ、そこから対話を行っていきます。
 
 そのうえで、
  
 自分たちのチームのあり方を、自分たちで決める
  
 ことが組織開発に他なりません。
  
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 しかし、昨今、この氷山モデルが複雑になってきている気がします。
  
 業種業態にもよりますが、コロナ禍をえて、多くの職場・チームでは、在宅勤務が開始されました。3割程度の事業所で、今なお、在宅勤務が行われています。ITやコンサルティング、人材サービスなどの業界では、フルオンラインに近い環境で仕事をすることも、希ではありません。
   
 かつての氷山モデルにおいては、「氷山の上」「氷山の下」という表現が可能でした。同じメンバーで、同じ時間、同じ時間を共有することができたので、「誰の目からも見えるもの=氷山の上」が存在していたのです。
  
 しかし、コロナ禍は、この氷山モデルを「異なる次元」に変えました。
 在宅勤務では、遠隔地で離れて仕事をしておりますので、「目に見えるもの」がなくなる=氷山の上」がなくってしまうのです。

   
 つまり、かつて「氷山の上」と言われていたものすら、海のなかに吸い込まれ、見えなくなってしまうのです。
  
 ということは、たとえていうならば、下記のように「氷山の下」と「氷山のさらに下」という風に、モデルが変化するのでしょう。
  
 すなわち、ここに「シン・氷山モデル」が誕生します。氷山のすべてが海の底に埋まっている、あらたなモデルが・・・。
 
 
    
 このチームを率いるひとは、何とか海にダイブ(Dive)たり、ソナーをつかったりして、「氷山の下」では何が起こっていて、さらにその深層の「氷山のさらに下」では何が起こっているかを探らなければならなくなっています。
  
 難易度は異次元ですね。
  
 かつては、タイタニック号の甲板の上で、海を見つめていればよかったのですが、これからは深い海の底にダイブしたり、ソナーなどのツールを使って、チームの状態をすべてモニタリングしなければならないなんて・・・。
  
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 今日はアップデートされた「シン・氷山モデル」について書きました。
  
 あなたの職場・チームは「氷山モデル」ですか?
 それとも、あなたの職場・チームは「シン・氷山モデル」ですか?
 
 そして人生はつづく
  
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