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2021.6.14 08:05/ Jun

身体が「超合金」のように固い人向けストレッチで、コロナ禍を乗り越える!?

 仕事のパフォーマンスを維持するために、体調を整えよう!
(体育2のお前が言うなよ、的なメッセージですみません・・・)
       
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 なんで、こんな場所でゲロしなきゃならないかわかりませんが、自慢じゃないけど、小生、学生時代は「体育2」でした。
   
 学生時代の授業などでは、一度も、ストレッチなど真面目にやったことありません。だって身体が硬すぎて、カキーンとなってて、1ミリも曲がりませんので、やるだけ無駄かな、と(笑・・・そのために柔軟体操があるのに・・・)。
  
 マラソン大会などは、ビリから2位くらいをとったりもしましたし。自暴自棄になって、途中でコースを飛び出し、お茶を一服飲んでいたりしたこともあります(すみません)。
     
 要するに、身体のことを考えたことがなかったのです。ほんとうにごめんなさい。身体は「超合金」のように「硬く」、僕の言うことを聞きません。
      
 僕にとって、柔軟体操は「拷問」でした。
「曲がらないものを、曲げろ」と言われても、ニッチもサッチもどうにもブルドックです(謎)。
     
 体育関係者のみなさん、本当にごめんなさい。わたしが間違いでした。今では深く反省しています。
  
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 そんな体育2の僕でも、45歳になり、「身体」のことを気にかけるようになってきました。
  
 まず、きっかけは「小太り」でした(爆笑)。
 コロナ禍になり、一時期、ちょっとありえないくらいに太ってしまいました。
     
 ある日、家族写真を久しぶりにみて、そこに「小太りのおっちゃん」がうつっているのを発見しました。
     
 えっ、これ、オレ? 
 レンズ変えた?
 まさか、魚眼レンズ?
     
 この写真には、椅子から転げ落ちそうなくらい「衝撃」を受けた。
        
 怖いものですね。リモートワークのカメラでは、多少太っても、わからないのです。カメラの解像度が低いので(笑)だから、仕事のひとに、身体の変化を指摘されたことは、ほぼありませんでした。ただ、一方で、近くに居る家族には「最近、太ったんじゃない?」と言われるようになっていました。ま、無視してたけど。
(フィードバックレス、フィードバック拒絶が、いかに人を怠惰にするか、おわかりいただける事例かと思います)
    
 今、1ヶ月前に一念発起して、ダイエットをしています。 まずFiNCというiphoneアプリを導入して、体重を日々「見える化」することに取り組みました。見える化のあとは、自己との「ガチ対話」と、未来づくり(目標設定)です。おかげさまで、体重は元に戻りました。
(ダイエットも、組織開発も、みな同じですよね・・・見える化・ガチ対話・未来づくり!)
    

          
 また、コロナ禍から1年を超える頃になって、激しい腰痛や、肩こり、首のコリに悩まされるようになりました。ずっと座って、授業をしたり、書き物をしたりしておりますので・・・。
   
 でも、体調があまりに悪く、仕事をしていても、腰や肩が重くて、「今日は、もうやめちゃおう」と思ったりするようになりました。
     
 もうアタリマエすぎて鼻血でちゃいなんですけど、
  
 体調は、仕事のパフォーマンスに影響します!
(キリッ!すみません。キリッじゃないですね。でも、僕、一度も考えたことなかったんだもの・・・)
    
 こちらも、一念発起して、今、身体改善に取り組んでいます。
  
 最近は、毎日朝早くおきて1時間ほどかけて、ストレッチとランニングに取り組むようになりました。
    
 ストレッチメニューは下記です。
  
 なにせ「柔軟は拷問」と思ってしまうほどの身体なので、「超固いひと向けのストレッチ」に取り組んでいます。そういうのがあるんだよね。「オガトレ」&「まり子先生」ありがとう!
      
 まずは肩甲骨を動かし・・・
   

   
 そのつぎは股関節をひらき・・・
   

   
 さらには腰痛の改善を行う
    

   
 最後は、まり子先生で、腹筋をしばいて、1日のストレッチは終了です。
  

    
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 おかげさまで、ここ1ヶ月は、腰痛も肩こりもなくなりました。整体も鍼もほとんど行っていない状況です。
  
 みなさんもおすすめですよ!
(お前が言うなよ、という感じですが・・・こんなことなら、学生時代から、やっとけばよかったよ・・・と45歳にして悟りをひらく、笑)
    
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 今日は体育2のわたくしめが、身体のことを語る、という暴挙を朝っぱらから繰り広げてしまいました。
   
 ストレッチは超おすすめなので、みなさんも、ぜひ!
  
 そして人生はつづく
  
  
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強みの自己認知と意欲を高める『ポジティブ1on1』
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http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/12062
   
ピアトラストお問い合わせ
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