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2024.5.6 16:14/ Jun

あなたの周囲では「従事軍」を見かけませんか?:モリモリに盛った「職務経歴書」の裏側にあるもの!?

「転職のときの職務経歴書には、たいてい、”ほにゃららのプロジェクトに従事”って、列挙されているじゃないですか? 中途採用の面談とかしてると、あの従事(じゅうじ)っていう言葉が、怪しいこともあるんですよね」
    
  ・
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  ・
    
 先日、各社の最前線でマネジメントに当たられている方々と久しぶりにお会いし、ある話題で、盛り上がりました。その話題と申しますのが「中途採用者の採用」です。
   
 端的にいうと・・・どの会社、どの部門、どの事業でも、マネジャーの関心事は「ひとが足りないこと」!!
 どの会社も、中途採用を本格化させている、だけど、ひとが採れないとのことでした。
       
 要するに、どの会社でも
  
 ・人が足りない
 ・現場が苦しい
 ・出来る人が欲しい
   
  でも
  
 ・中途採用しても、欲しい人がとれない
  
 とのことです(泣)。
   
 もれなく全員のマネジャーが、そうおっしゃっておりました。
 人手不足って、そういうことなんですよね。
    
  ▼
   
 ところで、その際に、ある方が、
   
「転職のときの職務経歴書には、たいてい、”ほにゃららのプロジェクトに従事”って、列挙されているじゃないですか? 中途採用の面談とかしてると、あの従事(じゅうじ)っていう言葉が、怪しいこともあるんですよね」
   
 とおっしゃいました。
  
 「ほほー」と思い、よくよく詳しく聞いてみると、これが面白い(笑)。
   
 履歴書や職務経歴書には、よく
  
 1.新卒でX社入社、新規事業開発に「従事」
  
 2.Y社ヒット商品「XXXXX」の開発に「従事」
  
 3.Z社で全社横断プロジェクトに「従事」

  
 と数行にわたり、そのひとの職務経歴が列挙されているといいます。
 しかし、この「従事」という言葉の「解像度がバカ低い」。実際には、聞いて見ないと、そのプロジェクトや商品開発のなかで、本人が、どんな仕事に従事して、どんな貢献をしていたんだかは、全然、わからないとのことです。
   
  ▼
  
 たとえば、先ほどの例でいうならば、
    
 1.新卒でX社入社、新規事業開発に「従事」・・・とは書いてあるものの、
     
 「たしかに新規事業開発のプロジェクトにアサインされてはいたけど、新卒なんで、会議の脇でちょこんと座っていた」
   
 とかいう事例もありえます。
     
 2番目の例でいうならば、
   
 2.Y社ヒット商品「XXXXX」の開発に「従事」と書いてはいるものの、
  
 実際は「ヒット商品「XXXXX」が99%開発し終わったプロジェクトに、たまたまジョインしただけ」ということもありえます。
   
 最後に、
  
 3.Z社で全社横断プロジェクトに「従事」
   
 とはいいましても、「全社横断プロジェクト」の「日調(にっちょう・スケジュールあわせ)をしていただけかもしれないわけです。
   
  ▼
  
 要するに「従事」と書いてあると、なんか「スゴイことをやったか」のように感じられる。当然、転職希望者も「自分の職務経歴」をモリモリに「盛ってくる」。だけれど「従事」というだけじゃ、何をしたんだかわからない。従事という言葉は「解像度が低い」ということです。
   
 極端な話をいうと、
   
 ・新規事業開発中に、屁をこいていても「従事」
   
 ・ヒット商品「XXXXX」の開発中に、ハナを「チーン」とかんでいても「従事」
  
 ・全社横断プロジェクトの実施中に、よだれをたらしていても「従事」
    
 と書けちゃう(極端すぎたか・・・ごめん)
     
 「従事」と書いてあると、なんか、新規事業開発や、新規部門や、全社横断プロジェクトを「立ち上げていたり」、「リード」していたかのようにも読めるのだけれども、そんなことはないケースが多い。面談をしてみると、びっくりする事が多いようです。
   
 よって、中途採用のときには、よくよく本人が
   
 1.いつ、どこから(Situation)
  
 2.どんな行動や貢献をして(Behavior)
  
 3.どんな成果をあげて(Impact)
   
 4.何か学んだのか?(何を経験したのか)(Experience)

  
 を「聞き取らなければならない」ね、という話で、みなで盛り上がりました。
  
 ま、アタリマエのことなのですが。
  
「従事」に注意!
       
  ▼
   
 今日は「人手不足」と「中途採用」について「従事」という言葉を例に出しながら、ダラダラ書きました。
  
「ほにゃららプロジェクトに従事」がオンパレードしているけれど、そのプロジェクトのなかで、いったいどんな行動・貢献をしたのだかわからない職務経歴書を書くひとびとのことを、わたしは「従事軍(じゅうじぐん)」と呼ぶことにいたしました。
   
 自戒を込めて「従事軍にはならないようにしたい」なぁ、と思いました(あの、転職考えてませんよ、わたし)。
   
 あなたも周囲には「従事軍」はいませんか?
 
 あなたは「従事軍」に陥っていませんか?

 
 そして人生はつづく
    
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チームワーキング座談会
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中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース:Youtubeでデモムービーを公開中!
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