NAKAHARA-LAB.net

2007.11.20 17:47/ Jun

そこにボタンがある限り

 そこに「山」がある限り、決して登ることを止めないのが「登山家」ならば、そこに「ボタン」がある限り、「押すこと」を断念しないのが、「赤ちゃん」である。
 愚息TAKUZO、ボタンを見れば、狂ったように押しまくる。バスの「降車ボタン」だろうと、何だろうと。
botan.jpg
 もうすでに誰かが押して赤いランプが点灯していても、たとえ、自分はその停留場で降りないのだとしても。押せるものは押す。押してあっても押す。押せなくても押す。
 テレビなどの家電スイッチも、類にもれず「押しまくる」。ポチ、ピッ。ポチ、ピッ。ポチ、ピッ。そのたびにDVDはでてくるわ、テレビの電源は切れるわ、クーラーは動き出すわで、大騒ぎである。
「そんなにボタン連打してたら、壊れちゃうんじゃないの?」
 とツッコミたくなるほど連打。
 オマエは高橋名人か?
 新しい家電の機能として、僕は、「スイッチ無効機能」を提唱したい。あらゆるスイッチ操作を無効にしてしまう機能。親にしかわからないような「隠し操作」で「すべてのスイッチが無効になる」。これがあれば、いくら子どもがボタン操作をしても、「屁のカッパ」だ。
 この機能が実装された家電、我が家なら買う。「風呂沸かしボタン」を毎日10回以上連打されている身としては、切実だ。ニーズはあると思うんだけどなぁ。

ブログ一覧に戻る

最新の記事

2025.7.4 16:20/ Jun

SHRM2025(米国人材マネジメント大会)報告:「巨大な嵐」の到来で、ある日突然、「DE&I」が放送禁止用語になった日、各社は今後どう動くのか?

「今、何が、流行っているの?」という問いかけ自体が「オワコン」であった件

2025.6.13 08:10/ Jun

「今、何が、流行っているの?」という問いかけ自体が「オワコン」であった件

2025.6.12 08:20/ Jun

【無料オンラインセミナー参加者募集!】あなたの会社の内定者に「良質な同期の関係性」を提供できていますか?:Z世代がつくる、Z世代のための「内定者フォローワークショップ」を体験してみませんか?

2025.6.11 07:38/ Jun

生成AIを活かしながら、経営・現場に「インパクト」を与える研修を、いかにデザインすればいいのか?:「研修開発ラボ」参加者募集開始!

2025.6.6 08:41/ Jun

登壇すると、わかります!:内定者フォローワークショップ完成成果報告会!