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2007.3.2 06:54/ Jun

本が好きになって欲しい

 僕の日課のひとつに、夕食後、タクに本を読むことがあります。「本」と言っても、1ページに「大きな絵」「キャプション」があるだけの「本」。ブルーナーの0歳児向けの絵本です。
takutohaihai2.jpg
 「読む」といっても、
「タクちゃん、これ、なあに? イヌだよね、イヌ、ワンワン・・・これは? これは見たことあるかな? これは、ネコです。ネコなんてなくの? ニャーニャーニャーだよねぇ」
タクちゃん、これは? カメだねー、カメ。カメは普段泣きません。でも、カメだって、人生泣き笑い。生きていれば泣きたくなることもあるよね、きっと」
 とか意味不明なことを言っている。どちらかというと、僕の「創作」の時間だね。
 タクは、ドストエフスキーの「罪と罰」を読んでいるかのように、コムズカシイ顔をして聞いているときもあります。
hon_takuto.jpg
 そんなにコムズカシイ顔しなくてもいいのではないかな(笑)。
 僕が自分の親に感謝したいことのひとつに、僕に惜しみなく無条件に本を与えてくれた、というのがある。この子も、本好きになるといいんだけどね。
takutohaihai.jpg

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