2007.1.30 19:17/ Jun
関西大学での集中講義を終えた。
あれも、これも、といろいろ詰め込み過ぎて、ちょっと「しゃべりすぎた」感じもしないわけではないけれど、あっという間の時間だった。
今回の講義では、ここ10年の間にやってきた自分の研究を紹介するのと同時に、研究方法論について話した。
—
○研究方法論とは「宗教」ではない
○研究方法論とは武器である
- だから、Pickyになってはいけない
- 武器はたくさんもっていた方がいい
○研究方法論とは「退治できる敵」が
決まっている武器である
○困難は分割せよ
- いかにResearch Questionを作業定義化
できるかが重要である
○研究方法論とは組み合わせてもよい
- 分割した作業定義に従った方法論を
組み合わせて、戦うべし
—
などのことを、お伝えしたかったのだけれど、どうだっただろうか。いろいろと言ったけれど、結局のところ、「やってみなはれ」です。自分の主張に従って、計画を組んでみて、あとは「やってみる」しかないですね。
ともかく、お聞きいただいた学部生、大学院生の方々、お疲れ様でした。そして、黒上先生、久保田先生、牧野先生、ありがとうございました。
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