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2006.11.8 17:03/ Jun

横浜中華街:萬珍樓點心舗で飲茶を食べた

 かなり前のことになりますが(書こう書こうと思って、ずっと忘れてた・・・)、ほぼ10年ぶりに横浜中華街にでかけました。久しぶりに訪れた中華街は、以前よりも小綺麗な感じがしたなぁ。で、人通りが多くなっていたように思うのは、気のせいかな。
 かつては、もっと猥雑としていたような気がするんだけど。10年も前のことだから、記憶は薄いですね。
chukagai.jpg
 この日は、飲茶をやりたかったんです。で、名店「萬珍樓點心舗」を訪れました。中国に長く駐在していた人が、「この店はおすすめ」といっていましたので。
萬珍樓點心舗
http://www.manchinro.com/
 飲茶といえば、威勢のよい声をはりあげた小姐が点心をいっぱいのせたワゴンを押してくる様子が目に浮かびますよね。で、急かされて食う・・・またねーちゃん来たよ、もう、いらねーよ、みたいな。
 でも、この店萬珍樓にワゴンサービスはありません。通常のレストランと同じように、自分の好きな点心をアラカルトで頼むことができます。
 飲茶の一般的なイメージとは、ちょっと違う雰囲気で、「上品な時間」を愉しむことができますね。少なくとも、ワゴンに急かされることはありません。
 アラカルトもよいかな、と思ったのですが、リーゾナブルなコースメニューがありましたので、この日は、コースにしました。
 ・・・待つこと10分・・・しばらくして点心がひとつずつ運ばれてきます。どれもジューシーな肉汁が、白皮の中にたくさんつまっていて、一滴さえ逃がしたくない気持ちになります。
yamucha1.jpg
 勢いあまって白皮を破らないように、箸でゆっくりとつまみ、ひとつずつ慎重に慎重に口に運びます。
 口福ですね・・・これを口福といわずして何を言おうか。
 「寿司と天ぷらは親のかたきをとるように食え」と江戸っ子は言いますが、飲茶も同じだよな、と思います。
yamucha2.jpg
 でてきたそばから、熱いうちにすぐに食うのがいいんでないでしょうか。これが冷えてしまうと、旨さは100分の1だろう、と思います。
 隣の10代のカップルとほぼ一緒の時間にコースをスタートしたはずなのに、彼らがまだ半分くらいしか食べていないときに、僕とカミサンはコースを終えました。
 ちんたら食ってんじゃねー(怒・笑)
 僕らは単に食うのが早い、がっついてるだけ、という噂もありますが。いや、若さに嫉妬してんだね、きっと(笑)。
 —
 ともかく、本当においしい飲茶をゆっくりと愉しむことができました。「萬珍樓點心舗」おすすめです。中華街にいったときにはぜひ。ちなみに、この日の費用は2名で6000円くらいでした・・・だったような。

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