2017.4.28 06:33/ Jun
先だって、入社後活躍研究所(エンジャパン)さんの取材をお引き受けいたしましがが、その記事が下記に公開されました。
中途入社者に活躍してもらう秘訣とは?
http://corp.en-japan.com/success/3508.html
こちらの記事では、主に「中途入社者が、どのような困難に直面するのか?」そして、彼らを向かい入れ、成果を早期にだしてしまうためには、どのような施策が必要なのかを論じています。
その際、ご紹介させていただいたのが「オンボーディング」という概念です。
オンボーディングとは「On Boarding」ですので、「ボード=組織や職場」にいち早く「のること=適応すること」をさした概念です。
オンボーディングは「雇用流動性が高く、中途採用者を大量に受け入れ、また多くの既存メンバーが退出している企業」などで発達している、組織適応(組織社会化)施策です。
たとえば、早期に仕事をはじめるためのツールキット、情報インフラ、オリエンテーションなどの施策をまとめて、オンボーディングとよばれたりします。
この世には、中途採用・中途入社を「前提」として、人が多少「出入り」があってもも、ただちに新参入者が適応できるようにツールキットを整えている企業と、そうでない企業があります。後者の企業では、人の「出入り」が起こるたびに、混乱が起こり、周囲の人々の仕事がとまります。
要するに、この世には、「中途慣れした企業」と「中途慣れしていない企業」というこことですね。
これからの組織は、程度の差こそはあれ、「人の出入りの増える組織」が増えていくのではないかと思います。育児や介護ー人ごとに様々な「ワケ」を抱える。様々な「雇用形態」の人々がでてくる。かくして、組織は次第に「一時的に人が集い目標達成を行う場」になっていくのではないかと思います。
オンボーディングは、そうした「出入りの激しくなる社会」にさらに必要になってくる施策のように思います。
あなたの組織は、すぐに「オンボーディング」できる組織ですか?
それとも
人の出入りがあるたびに、あっちでドカン、こっちでドカンと、混乱が起こる組織ですか?
そして人生は続く
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