NAKAHARA-LAB.net

2019.4.1 07:51/ Jun

【御礼】「帰ってきたラーニングバー!? : 20’s展」が終わりました!:中原ゼミの学生たちによる「20代×働く」の探究ワークショップ!?

男女内定物語? 内定辞退を防ぐには何をするのかワークショップ?
早期離職を防ぐためのカルタワークショップ「早期離職カルタ」
若いひとに刺さるフィードバックワークショップ
かわいい子には「副業」させろワークショップ
マンガで語るキャリアデザインワークショップ
    
  ・
  ・
  ・ 
   
先だっての土曜日、中原が、大学で指導している「中原ゼミナール」の学部2年生(2019年度は新3年生)が、「20’s展」という名前のラーニングイベントを実施させていただきました。
  

  
会場には50名近くの参加者の方々がおこしになり、学生の開発したワークショップにご参加いただきました。イベントの運営は、二期生(学部1年生)も手伝ってくれました(ありがとう!)。
  

  
荒削りなワークショップ、内容ながら、積極的なご協力をいただき、場に貢献してくださった皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
  

  
  ▼
  
学生たちは、このイベントにおいて、1)人事の最新の課題について学び、2)調査やヒアリングなどを実施し、それを3)ワークショップのかたちに仕立て上げ、さらには、人事を仕事になさっている方々にワークショップイベントとして「お届け」することが求められました。
  

  
なかには、「早期離職カルタ」や「マンガワークショップ」など、メディアを自ら開発したり、コラージュしたりしたワークショップもございました。
  

  
20代の彼らが、「20代の働くにまつわる課題」をみずから「当事者」として研究する。すなわち、学生が探究しているのは「自らの近い将来」です。
  

  
このプロセスを通して、学生たちは、「お仕着せのキャリア教育」ではなく、自らを「キャリア教育」していきます。
  

     
中原ゼミ、中原研究室では、学んだりした結果、研究した結果は、自らの糧とするだけでなく、社会の様々な方々に「貢献」することをめざします。
  

  
学生たちは、いまだ働いたことがないのにもかかわらず、人事のプロフェッショナルたちに、自分たちが調べた人事課題を語りました。
   

  
指導教員としては、汗顔の至りというところもございますが、多くの方々のご協力を得て、何とか終えられたことは嬉しいことでした。ありがとうございました。
  

  
また会場のプロデュースを行っていただきました内田洋行の皆様、とりわけ、佐藤様、小林さま、また同社社長の大久保様にも、この場を借りて、厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
    
  ▼
  
学生たちは、今回のワークショップで、おそらく、いったんは「燃え尽きました」。しかし、今週あたりから、また復活しつつ、「ふりかえり」や今後のゼミ活動のプランニングをしていくのではないかと思います。振り返りをとおして、しっかりと新たな学びを切り開いて欲しいと願っております。
  
最後になりますが、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして人生はつづく
  

  
  ーーー
    
新刊「データから考える教師の働き方入門」(辻和洋・町支大介編著、中原淳監修)好評発売中です。1日の労働時間が約12時間におよぶ、先生方。その働き方を見直し、いかに持続可能な職場をつくりだすのか、を考えます。「サーベイフィードバック方の組織開発を応用した働き方改革」の事例として、教育機関以外の組織でも応用可能です。どうぞご笑覧くださいませ
  

  
  ーーー
  
新刊「残業学」重版出来、5刷決定です!(心より感謝です)。AMAZONの各カテゴリーで1位を記録しました(会社経営、マネジメント・人材管理・労働問題)。長時間労働はなぜ起こるのか? 長時間労働をいかに抑制すればいいのか? 大規模調査から、長時間労働の実態や抑制策を明らかにします。大学・大学院の講義調で語りかけられるように書いてありますので、わかりやすいと思います。どうぞご笑覧くださいませ!
  

  
 ーーー
  
新刊「女性の視点で見直す人材育成」(中原淳・トーマツイノベーション著)が、AMAZONカテゴリー1位「企業革新」「女性と仕事」を記録しました。女性のキャリアや働くことを主題にしつつ、究極的には「誰もが働きやすい職場をつくること」を論じている書籍です。7000名を超える大規模調査からわかった、長くいきいきと働きやすい職場とは何でしょうか? 平易な表現をめざした一般書で、どなたでもお読みいただけます。どうぞご笑覧くださいませ!
  

  
 ーーー
  
新刊「組織開発の探究」発売中、重版4刷決定しました!AMAZONカテゴリー1位「マネジメント・人事管理」を獲得しています。「よき人材開発は組織開発とともにある」「よき組織開発は人材開発とともにある」・・・組織開発と人材開発の「未来」を学ぶことができます。理論・歴史・思想からはじまり、5社の企業事例まで収録しています。この1冊で「組織開発」がわかります。どうぞご笑覧くださいませ!
  

  
 ーーー
   
【注目!:中原研究室のLINEを好評運用中です!】
中原研究室のLINEを運用しています。すでに約11000名の方々にご登録いただいております(もう少しで1万人!)。LINEでも、ブログ更新情報、イベント開催情報を通知させていただきます。もしよろしければ、下記のボタンからご登録をお願いいたします!QRコードでも登録できます! LINEをご利用の方は、ぜひご活用くださいませ!
   
友だち追加
  

ブログ一覧に戻る

最新の記事

自分の身体をどのように用いて、相手にプレゼンテーションを「お届け」するのか?:演劇の知とリーダーシップ!?

2024.4.26 10:34/ Jun

自分の身体をどのように用いて、相手にプレゼンテーションを「お届け」するのか?:演劇の知とリーダーシップ!?

褒め方ひとつ間違えると「怯える、いい子」を量産してしまうメカニズムとは何か?

2024.4.24 08:22/ Jun

褒め方ひとつ間違えると「怯える、いい子」を量産してしまうメカニズムとは何か?

2024.4.17 23:54/ Jun

給特法、および、それにまつわる中教審審議に対する私見(中原淳)

たかがタイトル、されどタイトル!?: 研究タイトルを「一字一句」正確に書いてきてね!

2024.4.17 08:17/ Jun

たかがタイトル、されどタイトル!?: 研究タイトルを「一字一句」正確に書いてきてね!

2024.4.15 08:05/ Jun

「タイパ重視の時代」だからこそ「時代遅れ!?のラーニング」を楽しむ!