NAKAHARA-LAB.net

2006.8.3 08:00/ Jun

インタビュー

 最近、ある新しい研究をすすめています。
 今後、どどーんと定量調査&定性調査をやって、来年くらいに本を出版したいと考えていて、その前段階として、インタビュー調査をしているのですね。
 インタビュー調査は、自分一人で、でかけます。資料を読んで、ICレコーダをもって、ノーツをつけて・・・。
 インタビューというと、「とりあえず、話きいてくればいいんじゃねー」くらいにしか考えない方もいらっしゃると思うのですが、アカデミックな仮説をつくるために行う聞き取りというのは、それはそれで、なかなか大変な作業です。
 ただ、これは意外に無落とされがちですが、大変なのは僕だけではありません。
 インタビューを受ける人にも大変なのです。本来働いていれば、稼ぐことに費やせたはずの時間、寝ることができた貴重な時間をいただいているのです。つまり、コストを負担してもらっている。
 今回のインタビュイーは、みな、僕と同年代かちょっと上の社会人です。忙しい合間をぬって、1時間のインタビューにお答え頂いています。
 なおさら、気が引き締まるよねー。
 いい研究にしなければと思いながら、日々、仮説をノートにしたためています。でも、こういうのは愉快なんだよねー。まさにHard Fun!、大変なんだけど、オモシロイよねー。
 Enjoy、楽しめ>自分

ブログ一覧に戻る

最新の記事

大学教育の改善は「データ」だけでは進まない!? : 高等教育機関のIRについて思うこと!?

2025.8.14 21:25/ Jun

大学教育の改善は「データ」だけでは進まない!? : 高等教育機関のIRについて思うこと!?

2025.8.7 19:10/ Jun

ポジティブフィードバックも、ネガティブフィードバックも学べる決定版!「増補改訂版 フィードバック入門」本日発売です!

2025.8.4 11:00/ Jun

新刊「学びをやめない生き方入門」どうぞご高覧くださいませ!

2025.7.19 11:28/ Jun

生成AIを用いて「リフレクションの質」を「爆上げ」する方法とは何か!? 

エンゲージメントサーベイの数字を「こねくり回す」だけでは「組織課題」は見えてこない!?

2025.7.18 18:23/ Jun

エンゲージメントサーベイの数字を「こねくり回す」だけでは「組織課題」は見えてこない!?