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2009.7.21 08:32/ Jun

NECが3000人の対話集会

 金曜日のことになりますが、下記の情報が日経新聞に掲載されました。NECが3000人の「対話」を行う、そうなのです。この場を、どのようにファシリテーションするのか。そして、どのような効果が生まれるのか、大変興味深いところです。
NEC、3000人の対話集会 グループの将来像討議
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090717AT1D150EE16072009.html
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 近況。
 ここ3年間にわたって研究開発を進めてきたプロダクトが、いよいよダイヤモンド社から発売になりました。
「職場の育成」「現場の学び」の状況を「見える化」して、改善に役立てるための診断ツールです。名前を「WPL:現場の学び(ワークプレイス・ラーニング)診断システム」といいます。
現場の学び(ワークプレイス・ラーニング)診断システム
http://jinzai.diamond.ne.jp/other.command?url=test/wpl.html
 中原は松尾先生と一緒に、本プロジェクトの企画・執筆・監修などを担当しました。9月15日には記念セミナーも開催します。
記念セミナー
http://jinzai.diamond.ne.jp/item_detail.command?item_cd=SEMINAR0016&category_cd=
 研究開発は困難を極めました。これまでの基礎研究に加え、プレプレテスト、プレテスト、本番テストと3度のテストを繰り返し、質問項目および診断ロジックを確立しました。
 WPLでは、様々な単位で「見える化」が可能です。「個人に対するレポート」「職場のマネジャーに対するレポート」「経営者や人事に対するレポート」といったかたちで、診断結果が表示されます。
 また、WPLの結果をもとに、現場のマネジャー・社員の方々に日々の仕事を内省していただくためのワークショップキットも開発しました。内製化時代に対応し、それぞれの会社でワークショップが実施できるよう、ファシリテータ養成講座も用意しています。
WPLを活用したワークショップファシリテーター養成講座
http://jinzai.diamond.ne.jp/item_detail.command?item_cd=SEMINAR0015&category_cd=
 WPLを利用すれば、これまでブラックボックスと化していた職場の中が見える化します。新人の配属や、職場育成力の向上のためにも使えるかもしれません。
 そして人生は続く。

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