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2025.8.14 21:25/ Jun

大学教育の改善は「データ」だけでは進まない!? : 高等教育機関のIRについて思うこと!?

 大学教育の改善は「データ」だけでは進まない
     
 大学教育の改善にとって、もっとも大切なのは「対話」と「決断」である

    
  ・
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  ・
   
「大学教育の改善、大学における意志決定・計画立案のために、そのために必要な情報を収集・分析・提供する作業のこと」をインスティテューショナル・リサーチ(Institutional Research、略称: IR:大学機関調査)といいます。
  
 10年くらい前でしょうかね・・・・高等教育界隈で、その仕事の必要性が主張されるようになりました。その結果、計量分析などに熟達した、多くの社会科学者の博士号取得者のみなさんが、その仕事につくようになりました。
  
 重要なお仕事です。
 皆さん、お仕事、本当にお疲れ様です。ありがとうございます。
 わたしも、そうした部門や機能の立ち上げに従事したことがございましたので、お気持ちはよくわかります。
     
  ▼
    
 せんだって実は、ひさかたぶりに、大学経営者の方に、IRの現状についてお話しを伺いました。そこで伺ったお話は下記の通りです。
    
 端的にいえば
   
 今の大学では、IRがうまく機能していない組織が多い
   
 というのです。
  
 具体的には
  
 組織調査をしてデータをとっても、分析しても
 大学教育の改善にはつながらない

    
 のだというのです。
  
 その原因として考えられるのは、
  
1.データ取得と分析の「主眼」が「実践の改善」を目的にするのではなく「研究」になっている
  
2. 小難しいモデリングや計量分析して出された結果が、それほど数字に強くない学部のフツーの教員からドン引きされる
  
3.議論の中心が、大学教育の改善というよりも、小難しいモデリングや計量分析それ自体の妥当性になり、そこにツッコミがガンガン入って、議論にならない
  
4.本当はデータを用いて、学部内や組織内で「対話」をしたいのに、それをファシリテートする機会が得られない
  
5.対話が生まれないがゆえに、データをとってもとっても、分析してもしても、教育の改善にはつながらない

  
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  ・
  
 わたしは「アドバイス」を求められましたので、こうお答えました。
 もしわたしだったら、どうするか?
   
・小難しいモデリングや計量分析をすべて「やめます」ね。専門家でなければ、わからないデータに意味はありません。
   
・数字は「%」しか用いません。それが、誰にでも、わかる表現形式です。
   
・データ取得や分析することに主眼をおくのではなく、対話をファシリテートすることに主眼を置きます。対話がない組織変革は存在しません。
   
・要するに必要なのはコミュニケーション力、ファシリテーション能力、交渉能力ですので、それを磨きます。
 
・大学機関調査によって教育改善を行う場合には、そこで出てきたアイデアに、リソース(ヒトモノカネ)のいずれかをつけます。本気度をみせますね。リソースなき改革なんて、絵に描いた餅ですから

  
 以上です。
    
 といいますのは、
 ここまでも、ここからも、ずっと私見のオンパレードですが、
    
 わたしは
    
 高等教育のIRにとって、もっとも重要なことは、データをいかに取得し、鮮やかに、厳密に、分析することではない
     
 と思っているからです。
    
 むしろ、
    
 高等教育のIRにとって、もっとも重要なことは、データを「呼び水」にして、対話を促し、決断を迫ること
  
 です。決断の先には、リソースが与えられ、それを用いて、アクションがとられなくてはなりません。
  
 IRというのは、泥臭くて、血生臭くて、地をはうような、知的匍匐前進の実践なんです。IRとは「実践」なのです。そこを間違ってない?
    
  ・
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  ・
   
 そう考えるならば、大学内部の、どの分野の先生にも、ご理解いただけるデータのフィードバック形式は
    
 「%」しかございません。
   
 どうせ、それすら読まない教員もいますし、読めない教員もいるのです(大学の先生がみな統計に強い、というのはイリュージョンです!)。相手に「届かない」数字は、意味ありません。どんなに厳密なモデリングでも、届かなければ、意味がありません。
   
 また小難しい分析に時間をかけるくらいなら、対話の場のセッティングや組織政治に時間をかけたほうがいいと思います。
 そちらの方が、10倍以上、難しいでしょうから。
    
 いかがでしょうか?
   
  ▼
   
 ちなみに、立教大学経営学部では、年に一度、データアナリティクスラボの皆さん(学部生・・・データはIDをマスキングして分析します)が、自校の一年生の動向を教授会で報告する資料をつくってくださっています(うちの学生は素晴らしい!感謝!)。
 大学院経営学研究科では、授業ごとに授業評価があり、年に一度はコース評価などもございます。こちらは事務局が運営してくださっています(うちの事務局は素晴らしい!感謝!)。年に一度、教員が集まって、振り返りの会を行っています。この会議、血生臭くはないです。が、泥臭い、地に足のついた試みです。
   
LDCが進化する春の1日:教職員ミーティング、アラムナイ交流会、謝恩会
https://ldc.rikkyo.ac.jp/news/2025/0403-2/
    
 データは大事です!
  
 しかし、
  
 大学教育の改善は「データ」だけでは進みません
  
 大学教育の改善にとって、もっとも大切なのは「対話」と「決断」なのです。
  
 そして人生はつづく
    
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 同書の内容をサクっと学べる動画も公開されています。どうぞご笑覧くださいませ!
     
■仲が良くても心理的安全性が低い残念な理由【中原淳 立教大学経営学部教授】
   

    
■“残念な話し合い”5つの病【中原淳 立教大学経営学部教授】
   

  
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このたび、このコースを修了した大学院生の皆さん(卒業生ネットワーク:アルムナイネットワークのメーリングリスト:アルムナイネットワークは、卒業生の自主的な活動です)に対して、企業人事の皆様が「採用情報」をお届けいただけるサイトを開設いたしました!。利用上の注意をご高欄いただき、適宜、ぜひ、ご利用くださいませ。無料で情報を送付いただけます。副業・兼業の依頼の場合は、そう明記くださいませ!
   

    

    
■立教大学大学院・採用情報発信サイト■
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【立教大学大学院で大学院生として学びませんか?】
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 在学生などの声、リーダーシップ開発コースでの授業の様子について知りたい方は、ぜひ、下記のニュース欄をお読みくださいませ!
     
ひとづくり・組織づくりの大学院での「学び」とは?
https://ldc.rikkyo.ac.jp/news/
           
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【アンコンシャスバイアス研修・内製化ツールキット開発!】
武蔵野大学・島田徳子先生、ダイヤモンド社の皆さん(広瀬一輝さん、永田正樹さん)との数年にわたる共同研究と、NPO法人日本ブラインドサッカー協会との連携で、スマホで手軽に受検できる「アンコンシャスバイアス測定テスト」と、内製化研修(プレゼンキット)を開発しました!。この問題は、学術的な背景などは、わたしどもが、テスト結果に基づき動画像(ビデオ)で解説させていただきます。ご利用くださいませ! ご自身の組織にもっともフィットしたアンコンシャスバイアス研修をつくることができます。どうぞご利用くださいませ!
      
  
■アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)のWebページはこちら!■
https://jinzai.diamond.ne.jp/ub/unconscious-bias/
      
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新刊「チームワーキング」がオンライン管理職研修になりました。JMAMさんからのリリースです(共同開発をさせていただいた同社の堀尾さん、ありがとうございました。中原は共著者の田中聡さんと監修をつとめさせていただきました)。どうぞご笑覧ください! 
       
「チームワーキング研修版」リリースされました!
https://www.jmam.co.jp/hrm/training/special/teamworking/
   
「チームワーキング」が「アセスメントを絡めた管理職研修」として利用されております。モニター利用各社の人事担当者の皆様、開発担当者の堀尾さんと、座談会をさせていただきました。ぜひご覧くださいませ!
   
チームワーキング座談会
https://www.jmam.co.jp/hrm/training/special/teamworking/case/index.html 
  
 書籍「チームワーキング」の方も、おかげさまで「重版」を重ねております。応援いただいた皆様に心より感謝いたします。
     
    
 
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すべてのリーダー、管理職にチームを動かすスキルを!
ニッポンのチームをアップデートせよ!            
    
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 職場診断ツール&ワークショップ「OD-ATRAS(オーディ・アトラス)」が多くの職場で使われはじめています。サーベイはもとより、それをいかに「フィードバック」するかに焦点をあてたツールです。ワークショップも開発しております。どうぞご笑覧くださいませ!
   

職場診断ツール&ワークショップ「OD-ATRAS」 (パーソル総合研究所・中原の共同開発) 
https://rc.persol-group.co.jp/consulting/survey/service/od-atlas.html
   
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【好評発売中】1on1のコツをまとめた映像教材を、中原とPHPさんで共同開発しました。上司用、部下用あります。1on1について「同じイメージ」をもつことができます。どうぞご笑覧くださいませ!
     
上司と部下がペアで進める 1on1 振り返りを成長につなげるプロセス(上司用)
https://www.php.co.jp/dvd/detail.php?code=I1-1-061
  
経験を成長につなげる1on1(部下用)
https://www.php.co.jp/dvd/detail.php?code=I1-1-061   
  
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【祝・eラーニング完成!】中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース完成しました。リーダー・管理職になる前には是非もっていたいフィードバックスキルを、PC、スマホ、タブレット学習可能です。ケースドラマでも学べます! 
     
中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース:Youtubeでデモムービーを公開中!
https://youtu.be/qoDfzysi99w
   
「実践!フィードバック」コース ありのままを共有し、成長・成果につなげる技術(PHP)
https://www.php.co.jp/el/detail.php?code=95123&fbclid=IwAR2he6Z_PTe3YiahcnCv3z9pNRXvrajPwVaRS8LLAYFkbWVH167qHDfYF5Q    
  
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新刊「フィードバック入門:耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術」絶賛発売中、13刷重版出来です!。AMAZON総合13位、1位(マネジメント・人材管理カテゴリー、リーダーシップカテゴリー)を記録!年上の部下、若手のトンガリボーイ、トンガリガール。職場には、多様な人々が集っています。難易度の高い部下育成に悩む管理職向けの新書です。どうぞご笑覧くださいませ。スピンアウト企画にDVD教材「フィードバック入門」、研修、通信教育もあります。こちらもどうぞご笑覧ください。
   
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https://www.php.co.jp/seminar/feedback/
      
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【泣くな!新米管理職!】
  
おかげさまで10刷重版出来。「駆け出しマネジャーの成長論」は、「実務担当者」から「新任管理職」への役割移行をいかに進めるかを論じた本です。「脱線」をふせぎ、成果をだすためには「7つの課題」への挑戦が必要であることを解説しています!全国の管理職研修で用いられています。どうぞご笑覧くださいませ!
   
「駆け出しマネジャーの成長論」
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「マネジャーになる」 研修:プレイヤーからマネジャーへの移行期支援プログラム
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Diamond Transition Program for Freshers(オンライン新人研修)
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OJT指導員向け・短時間&動画で学べる 部下育成スキルの動画もございます。中原が新人育成のポイントについて解説しています!
   
短時間&動画で学べる 部下育成スキル・解説動画
https://jinzai.diamond.ne.jp/items/000HD6260/

    
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これまで税務・法律の観点からしか語られなかった「企業合併(M&A)」の問題に対して、ひとと組織(人材開発・組織開発)の観点からアプローチし、シナジーを生み出す可能性を考えます。
  
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拙著「経営学習論」の増補改訂版が、東京大学出版会より刊行されました。新たに「リーダーシップ開発」の章を追加し、カバーの装いも変わっています。人材開発の基礎的な理論を体系的に学べる一冊です。どうぞご高覧くださいませ!
        

    
「経営学習論」
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「組織開発の探究」HRアワード2019書籍部門・最優秀賞を獲得させていただきました。「よき人材開発は組織開発とともにある」「よき組織開発は人材開発とともにある」・・・組織開発と人材開発の「未来」を学ぶことができます。理論・歴史・思想からはじまり、5社の企業事例まで収録しています。この1冊で「組織開発」がわかります。どうぞご笑覧くださいませ!
   
「組織開発の探究」    
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4478106444/nakaharalabne-22
   
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「中小企業の人材開発」(中原淳・保田江美著、東京大学出版会、2021年)マニアックなガチ・学術研究書なのですが、発売10日で重版出来となりました。ありがとうございます。中小企業の人材開発メカニズムに接近を試みています。どうかご笑覧くださいませ!
    
「中小企業の人材開発」   
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4130402978/nakaharalabne-22
       
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「女性の視点で見直す人材育成」(中原淳・現ALL DIFFERENT社著)が重版出来!1万部突破です!AMAZONカテゴリー1位「企業革新」「女性と仕事」を記録しました!。女性のキャリアや働くことを主題にしつつ、究極的には「誰もが働きやすい職場をつくること」を論じている書籍です。7000名を超える大規模調査からわかった、長くいきいきと働きやすい職場とは何でしょうか? 平易な表現をめざした一般書で、どなたでもお読みいただけます。どうぞご笑覧くださいませ! ALL DIFFERENT社で、本書のもとになった調査を用いた女性向け、管理職研修などが提供されています
   
「女性の視点で見直す人材育成」    
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中原研究室のTwitterを運用しています。すでに約44000名の方々にご登録いただいております。Twitterでも、ブログ更新情報、イベント開催情報を通知させていただきます。もしよろしければ、下記からフォローをお願いいたします。
   
中原淳研究室 Twitter(@nakaharajun)
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