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2007.3.6 10:08/ Jun

タク生後100日、学研「ひみつシリーズ」

 数日前から北海道の実家の両親が上京していた。タクにはじめて逢いきてくれた。昨日は、ちょうどタクの生後100日記念でもあったので、みんなで祝った。お食い初めの漆器は、奈良のジイジ、バアバに買ってもらった。ありがとうございます。カミサン、1料理準備お疲れ様(鯛のウロコとりに前日苦戦していた)。
 タクは、北海道のジイジ、バアバに遊んでもらい、とても嬉しそうだった。最近、首もだいぶ座ってきたし、キャッ、キャッと笑うようにもなってきた。ありがとう>北海道のジイジ、バアバ。
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 夕食の際、僕の子どもの頃の話になった。
「給料が出るたびに、好きな本を1冊ずつ買ってあげたのがよかったのかもしれない。一気に高価な図鑑を揃えるよりも、その方がいいんじゃないだろうか。もっとも、うちには、図鑑をセットでどーんと買うようなお金はなかったけれど。
その月の1冊を選ぶために、1時間も2時間も本屋をくまなく歩く。選んだ1冊を、一月かけて、何度も何度も読む。高価な本を与えても、子どもが全然読まないという悩みは、よく聞く。1冊ずつ好きな本を選ばせた方がいいのではないか」
 なにせ25年以上前のことだから、僕にはほとんど記憶はない。でも、月に1度、デパートにいき、本を買ってもらい、外食をして帰ってくるスペシャルな日があったことは、はっきりと覚えている。
 当時、いろいろな本を読んでいたと思うけれど、特に学研の学習マンガ「ひみつシリーズ」は、本がボロボロになるまで読んだ覚えがある。
「からだのひみつ」「飛行機・ロケットのひみつ」「ロボットのひみつ」「スペースシャトルのひみつ」「自動車のひみつ」・・・こうして並べてみると、どれも理系チックなタイトルばかりだが、その名前を思い出すだけで、懐かしい。
 残念なことに、これらの本は、今は売っていないようである。先日、本屋さんに出かけてみたけれど、学習マンガはあることにはあるけれど、どうも昔のものとはテイストがかなり異なっていた。
 当時僕がむさぼるように読んでいた本を、もう一度読んでみたいと思う。25年前、自分が何に知的好奇心を覚えていたのか、もう一度、当時の目線でおっかけてみたい。
 —
追伸.
 100日の記念に写真館に行った。スタジオアリスという子ども写真館最大手。
 子どもはすぐにグズったり、泣いたりする。写真を撮るのはホントウに一苦労なのに、そのテクニックに舌を巻いた。
 中でも「うちわテク」はすごい。子どもに突然強い風をおくると、驚いて、子どもは笑う。その一瞬を逃さない。
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