2006.10.13 13:31/ Jun
僕はアメリカ人ウォッチャーです。彼らを観察していると、ホントウに飽きません。オモシロイことが多いのです。今日は「食と肥満」について。
レストランでのことです。
僕の近くのテーブルに座っていた「小錦」のようなおじさんが、「オレは健康に気をつかっているんだ」と連れのおばさんに言いながら、「ビーフサラダ」をオーダーしてました。
・・・「サラダ」ね。
ほほー、アメリカ人にしては小食だな、と思ったのもつかの間です。
しばらくして運ばれてきた「ビーフサラダ」は、「牛ステーキが500グラム、野菜は100グラム、ドレッシング200グラム」のようなものでした。カロリーは余裕で1000カロリーはあると思います。まさに「爆弾サラダ」。
「あのー、あなたの食べているのはビーフステーキでは?」
というツッコミは彼らには無用です。
「野菜を食べているという事実」が重要なのです。それで「罪」の意識を免れることができる。彼らには、きっと、こう返されるにきまっています
「シャラップ、ジャパニーズ。よく見ろ、野菜が肉の下に敷かれるだろう。野菜があるんだから、サラダだろう」
—
アメリカ人の約半数は肥満と言われています。先日、どこかで聞いた話では、ある州では肥満の患者を搬送するための、「Double wide amburance(幅が広い救急車)」が登場したとのことです。
たぶん、この傾向はこれからも変わらないでしょう。
ちなみに、小錦おじさんは、その後、特大のチョコレートパフェを美味しそうに食べていました。
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