NAKAHARA-LAB.net

2006.3.31 09:25/ Jun

布団と英語の話

 昨日は、ある理由で、赤坂の全日空ホテルのエグゼクティブルームにカミサンと泊まることができました。「東京に住んでいる人間が、東京のホテルに宿泊する」というのは、なかなかないことですね。なんか不思議な気分でした。
 なんかね、布団がよかったです。そりゃいいだろうよ・・・薄くて軽いのだけれども、それでいて、暖かいっていうね。「厚くて、重いけど、それほど暖かくない、うちの布団」とは大違いだ。なんて布団で寝てるんだろうね、全く。なんか切なくなってきたわ。
 考えてみたら、僕らは生きている時間の半分は、寝ているのですよね。寝まくり人生。
 人生の半分は、布団、君とともにある
 そんな感じだね。
 でもさ、それにしては、あまり布団にはケアしてこなかったなぁと思いました。飲んでいるカネがあったら、いい布団を買えってーの。その方が、Quality of lifeは上がるんじゃないかなと思いました。酔っぱらってる場合じゃねーんだ。
 でも布団の世界って、よくわからないですよね。まず違いがわからんし・・・なんかいかがわしい訪問販売とかありそうだしさ。それに違いを理解するためには、一晩寝てみないとさ。でも、ショールームで寝るわけにはいかんしなぁ。
 皆さん、どういう基準で、どのように布団を選んでいるのでしょうか?オススメの布団とかあるんでしょうかね? 僕、今年の秋に引っ越すのですが、布団を買おうと思います。
 —
 それにしても、全日空ホテルは外国人の数が本当に多いですね。ロビーに入ったとたん、「おっ、ここは空気が違うぞ」と思ってしまいました。
 さっき、ラウンジで食事をしたのですが、「まさにアメリカだった」。まず「におい」がね、アメリカ。たぶん香水のにおいだと思うんだけど。「おっ、奴らがいるね?、近づいてきたね?」と思ってしまいました。
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 まわりを見渡すと、みんな欧米圏の人たちですよ。中にはアジア人もいるけど、みんな英語を話しています。
 中には、ヘミングウェーみたいな感じの、ヨットでクルージングしてそうな格好の、日本のオヤジいたけどね。なんで、赤坂でその格好?何仕事してんの? 世の中、いろんな人がいるよねぇ。
 それにしてもね、そういう「におい」をかぐとね。不思議と、僕のアタマの中の「英語スキーマ」がいきなり活性化されるんですよね。これはおかしい。一番最初にでてくる言葉が、英単語になってしまうのです。
 「Oops」とか「Sorry」とかアタマの中で言ってしまう。本当に口にだしてしまえば、単なる「嫌みな日本人」なんだけど、それはないよ、それはない。で、一時間くらいいて、自分の部屋に帰ってくるとさ、今度は全く英語なんてでてこないよね。バリバリ日本語。
roppongi.jpg
 オモシロイねぇ。ある刺激に対して、すべての思考のモードが変わるんですよね・・・。なんでだろ。きっとこういう経験をしたことのある人って多いと思うんですけどね。
 —
 まぁ、いいや・・・はやく大学いこう。今日も忙しいから。

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