NAKAHARA-LAB.net

2007.8.1 17:00/ Jun

【参加者募集】ワークプレイスラーニング2007@東大安田講堂

 以前から、このblogではすこしお話ししていましたが、ようやく、ご案内できる段階に達しました(ホッ)。
 9月7日金曜日、「ワークプレイスラーニング2007」というシンポジウムを、東京大学安田講堂で実施することになりましたので、お知らせいたします。
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 産学共同のシンポジウムで、主催は東京大学。産業能率大学、ダイヤモンド社、日本能率協会マネジメントセンター、リクルートマネジメントソシューションズなど各社から協力を得ています。
 副題は「ミドルの学びを支援する」。
 下記の案内にも書きましたが、「曖昧模糊としたミドルの学び」に対して、研究者と実務家が、それぞれの知恵を持ち寄る、というかたちになっています。
 募集は700名。ただ、今後、協力各社から一斉に広報を行いますので、なるべくはやめにお申し込みください。会場の都合で、人数に達したら、募集を打ち切らざるをえない状況です。
■お申し込みWebサイト
http://www.educetech.org/test2/
 産学の共同による開催
 事例発表会社の多様性
 教育学、心理学、社会学の研究者・・・
 ワークプレイスラーニングは、「研修室での学び」と「現場での学び」を結びつけるハイブリッドなコンセプトですが、このイベント自身の企画や運営も、ハイブリッドです。
 このようなカンファレンスは、もう先にも後にもないかもしれません。ぜひ、ふるってご参加ください。
 
 下記は、ご案内文です。
 
=================================================
    ワークプレイスラーニング2007
     - ミドルの学びを支援する –
「組織」と「学習」に関する産学共同シンポジウム
  2007年9月7日(金) 午前10時 – 午後4時30分
    東京大学本郷キャンパス・安田講堂
     http://www.educetech.org/test2/
=================================================
※本案内は転載自由です。お近くの方への転送をお願いします
 あなたの組織には、人を育てる環境がありますか?
            ・
            ・
            ・
 近年、企業人材育成の領域において、ワークプレイス
ラーニング(Workplace learning)という新たなコン
セプトが注目されている。
 ワークプレイスラーニングとは、「”研修”と”仕事
現場における学習”を連携させた学びの姿」である。
様々な施策によって、それらを連携させ、高い学習効
果、組織パフォーマンスを生み出すことが目指されて
いる。
 いまや、若手育成、リーダー養成、マネジメント養
成等の様々な局面において、ワークプレイスラーニン
グの考え方が注目されている。
 このような背景のもと、本カンファレンスでは、
「ミドルの学び」に焦点をあてる。「ミドルの成長や
学習は、組織パフォーマンスの要であること」を指摘
する論文は枚挙にいとまはない。
 が、しかし、ミドルにとっての「学習」のあり方は、
目的、方向性、方法のいずれの側面についても極めて
混沌としているように見える。
 ・・何のためにミドルを育てるか?
 ・・どのような方針でミドルを育てるか?
 ・・どのような手法でミドルを育てるか?
 これらの問いに対する答えは、いずれも曖昧模糊と
しているのにもかかわらず、その「成長の必要性」だ
けが声高に叫ばれ、日々、施策の開発は進められ、現
場で実行されている。
 本カンファレンスでは、ワークプレイスラーニング
のコンセプトを切り口に、ミドルの人材育成事例とそ
れに付随する理論を紹介することを目的とする。
 なお、本カンファレンスは、公共性の高い学術会議
が開催される東京大学本郷キャンパス・安田講堂を会
場として産学協同の体制で開催する。
 社会学、心理学、教育学のアカデミックバックグラ
ウンドをもつ大学研究者と、企業・組織の人材育成担
当者が、ともに知恵をだしあい、ディスカッションを
深め、「ミドルのアポリア」に挑戦する。
 曖昧模糊たる「ミドルの学習」に対する答えは、ど
こかに「ある」のではない。それは、我々が「つくり
あげる」ものである。
 あなたの組織には、人を育てる環境がありますか?
 ワークプレイスラーニング、そしてミドルの学習に
興味・関心をもつ、すべての方々のご参加をおまちし
ています。
 —–
■主催:
東京大学 大学総合教育研究センター
http://he.u-tokyo.ac.jp/
 
 
 
■共催:
非営利特定活動法人 Educe Technologies
(エデューステクノロジーズ)
http://www.educetech.org/
 
 
 
■協力:
学校法人 産業能率大学
http://www.hj.sanno.ac.jp/
株式会社 ダイヤモンド社
http://www.diamond.co.jp/index.shtml
株式会社 日本能率協会マネジメントセンター
http://www.jmam.co.jp/corporate/index.php
 
株式会社 リクルートマネジメントソシューションズ
http://www.recruit-ms.co.jp/index.do
 
 
 
■企画:
東京大学 大学総合教育研究センター 中原淳研究室
http://www.nakahara-lab.net/
産業能率大学 情報マネジメント学部 長岡健研究室
 
 
■日時:
2007年9月7日 午前10時 – 午後4時30分
(9時30分開場)
 
 
 
■定員:
700名
※定員にいたり次第、申し込みを締め切らせていた
だきます。おはやめにお申し込みください。
 
 
 
■場所:
東京大学 本郷キャンパス 安田講堂
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_01_j.html
地下鉄丸の内線本郷三丁目駅より 徒歩14分
地下鉄大江戸線本郷三丁目駅より 徒歩12分
地下鉄南北線東大前駅より 徒歩10分
 
 
 
■資料代・会場費等
1名 2000円
領収書を発行いたします(ただし宛名なし)
 
 
 
■カンファレンス内容
○開場 (09:30)
 
 
○問題提起 (10:00-11:00)
 1.”学習者としてのミドル”について考える
   長岡 健(産業能率大学)
 2.ワークプレイスラーニングとは何か?
   中原 淳(東京大学)
 
○ケーススタディ1  (11:00 – 13:00)
 ・ケース1-1
   「職場フォローを強化して”競争に勝てる若手ミドル”を
    育成」(30min)
    東京電力株式会社
    執行役員・総合研修センター所長
    高津浩明氏
 ・ケース1-2
   「経営的視点を持ったマネジャーの
    育成に向けた取り組みについて」(30min)
    YKK AP株式会社 経営管理センター
    人材教育部 ビル建材人材教育室
    室長 脇本歩氏
 ・解説(30min)
松尾 睦(小樽商科大学)
       ・・・心理学の立場から
長岡 健(産業能率大学)
       ・・・社会学の立場から
中原 淳(東京大学)
       ・・・教育学の立場から
 
 ・質疑(30min)
 
 
○昼食(13:00-14:00)
 
 
○ケーススタディ2 (14:00-:16:00)
 ・ケース2-1
   「HOYA:分権化を進めながら経営幹部を育成
    する選抜とOJTのプログラム」(30min)
    HOYA株式会社・グループ人事担当
    HRDセンターゼネラル
    マネジャー 有沢正人氏
 ・ケース2-2
   「個人の成長」と「事業の成長」の両立を目
    指す取り組み(30min)(仮)
    株式会社リクルート
    取締役・執行役員
    水谷智之氏
 ・解説(30min)
松尾 睦(小樽商科大学)
       ・・・心理学の立場から
長岡 健(産業能率大学)
       ・・・社会学の立場から
中原 淳(東京大学)
       ・・・教育学の立場から
 ・質疑(30min)
 
 
○リフレクション (16:00-16:25)
    中原 淳(東京大学)
 
 
○閉会(16:30)
 
 
 
■お申し込み
http://www.educetech.org/test2/
にアクセスいただき、各自、お申し込みをお願いします。
なお、お申し込みが終了次第、「確認メール」をお送り
いたします。
お手数でも、そちらのメールを各自印刷のうえ、当日お持ち
くださいますよう、お願いいたします。
 
 
 
■本カンファレンスに関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人 Educe Technologies 事務局長 坂本
sakamoto [ at mark ] tree.ep.u-tokyo.ac.jp
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