NAKAHARA-LAB.net

2007.3.25 10:35/ Jun

「誰」が助けてくれるのか?:オンライン教育のメンタリング

「世はインターネット時代」というけれど、遠隔で動機を維持しながら学ぶことって、やっぱり難しい。
 だから、オンライン教育には、「遠隔で学習者の相談にのってくれる人=メンター」が不可欠である、と言われている。
 このメンターに関して、先日、T大学のY君に、こんな話を聞いた。
 オンライン教育を提供している英国オープンユニバーシティでは(日本でいえば放送大学?)、オンライン教育のメンターには、異性をつけるのだという。
 男性の学習者には、異性のメンターを。女性の学習者には、男性のメンターを。その方が、メンターへの学習相談が増し、結果として学習継続率が向上するのだそうだ。男性ばかりでなく、女性の学習者の場合も。
 学習理論云々で説明できる話ではない。でも、人間とは、そういうものなのだから仕方がない。
「誰」が助けてくれるかは、一見些末な問いのように思われるかもしれないけど、とても重要である。

ブログ一覧に戻る

最新の記事

「今、何が、流行っているの?」という問いかけ自体が「オワコン」であった件

2025.6.13 08:10/ Jun

「今、何が、流行っているの?」という問いかけ自体が「オワコン」であった件

2025.6.12 08:20/ Jun

【無料オンラインセミナー参加者募集!】あなたの会社の内定者に「良質な同期の関係性」を提供できていますか?:Z世代がつくる、Z世代のための「内定者フォローワークショップ」を体験してみませんか?

2025.6.11 07:38/ Jun

生成AIを活かしながら、経営・現場に「インパクト」を与える研修を、いかにデザインすればいいのか?:「研修開発ラボ」参加者募集開始!

2025.6.6 08:41/ Jun

登壇すると、わかります!:内定者フォローワークショップ完成成果報告会!

2025.6.5 14:56/ Jun

【ラーニングバー2025参加者募集中】「睡眠」とうまくつきあう方法をともに考えませんか?