The Long & Winding Road - 2001/08


2001/08/01 入籍

 入籍のご報告です。めでたいことです。

 なんと、本日入籍しました。お役所での手続きは、結構、緊張したのですが、無事、手続きを終了させちゃったのです。結婚式は、親戚の方々に参加いただいて、海外であげます。こちらの方はしばらくあとになるでしょう。

 奥さんは、テレビ番組のディレクターをやっています。お互い忙しい生活がしばらく続きますが、協力して、明るく楽しい家庭をつくっていけたらと思います。

 なにぶん、未熟な二人ですが、今後ともよろしくお願いいたします。

中原 淳 / 美和 (旧姓:荒地)


2001/08/04 YAHOO BB

 いやー、はやい、はやい。NIMEの研究室と同じか、それ以上のスピードです、YAHOO BB。ようやく、我が家にもADSLが導入されました。つなぎっぱなし専用回線だからね。

 調子にのって、今まで見たかったいろいろなブロードバンドコンテンツとやらを見てみることにしました。うーん、なるほど綺麗だが、映画の予告編みたいのばっかりでつまらんなー。でも、海外のコンテンツは結構おもしろかった、特にビジネスモデル番組とか、テクノロジーニュースとかの専門性の高い番組は、いいですね。

 さてと、これからルータをかってくることにします。我が家にはコンピュータがたくさんあるので、家庭内LANを引かなければなりません。あと、ファイアーウォールつきのルータを買わなければアカンな、常時接続だから。

 それにしても、今まで大量のデータダウンロードのためだけに大学までいくことってあったけれど、これがはいったら、そんな必要もなくなるなー。いかん、いかん。


2001/08/06 百式

 前に関西学院大学の松岡くんから教えてもらったメルマガ「百式」は本当におもしろい。

『百式』では、ユニークなビジネスモデルを展開している海外ドットコム企業を毎日1社、雨の日も風の日も紹介していきます。

(百式より転載)

 とあるように、怒濤のようにつきすすむ海外のネットワーク業界(ドットコム企業)のオモシロイ製品、サーヴィスが紹介されるのだ。

 たとえば、今日、紹介されたのは「カメラつきのお薬(http://www.givenimaging.com/)」で、なんと、この会社では「そのまま飲み込むことのできるデジタルビデオカメラを開発している」のだという。途方もないことを考えるベンチャーは、あとを立たない。

 たまにはショーモナイけどオモシロイサイトも紹介されている。以下なんかは、なぜか笑えてしまう、遊んでしまう。

http://www.dancingpaul.com/

 ドットコムはもうダメだって言うけど、ダメだって思っているのは、ドットコムに過剰な投資を行い、その大部分を広告費にあてさせ、株価をつりあげようとしたオッサンたちだ。オッサン去ったあとに、強く愉快なドットコムがあらわれることを願ってやまない。


2001/08/07 近況

 Project XEONの実験の日が近づいてきた。実証実験は、8月20日から24日まで行われる。このシステムは、コンテンツとコミュニケーションを融合させるという、新しいWBTの設計原則を主張しているんだけど、どういう結果になるんだろうか。楽しみだ。そういえば、ICCE2001という国際会議に提出していた論文が、フルペーパーで採択された。内容は、まさにこのCSCLのことである。これで韓国に大手をふっていけるぞ! めでたい、めでたい。 

 Project SCIOは、いささかシステム開発 / デザインに遅れが見られるものの、順調に進行している。Project SCIOは、いわゆる一般的なWBTの「オマケ的なコミュニティ支援機能」を否定するところからシステム開発を行っている。デザイナーの岩岡さん、徳村さんの尽力により、インタフェースはかなりカッコヨイ。開発は、現在急ピッチで進行中で、8月31日にベータ版ができる。いずれ雑誌にモニター募集のお知らせがのると思う。楽しみだ。

 現在、僕が取りかかっているのが、放送大学の講義づくりと本の執筆だ。前者の方は、先日、阪大でロケを行った。僕らの開発したrTableについての紹介Vなのだが、やはりプロにとってもらうのは違うなー。昨日、ECS前のVを見て若干修正要求をさせてもらったけれど、こちらも楽しみだ。

 本の執筆は、ハッキリ言って、かなり難航している。できれば、論文では書けないような生々しくて、感動的な文章を書きたいのだが、僕の文章力はそれを実現するには不足しているようだ。あと数日で、ベータ原稿ができるだろう。苦労はしているけれど、こちらも楽しみだ。

 楽しみなことが多すぎる。


2001/08/09 橋とか道路よりも

 スタンフォード大学ラーニングラボは、大学総長直轄の学習に関する研究所である。この研究所が中心になってウォーレンバーグホールという学習研究の実践的なセンターができる。

 ホールのデザインは、あのIDEOが担当するというから、スゴイ。先日、所長のラリーライファ先生がNIMEを来訪されたときに、はじめて僕はこの話を知った。

 ホールの総工費はいくらか知らないけれど、少なくともスウェーデンのウォーレンバーグ財団(?)は、日本円にして15億円の寄付があったとWebにはある。いやー、そんなお金、この世に存在するのですか?

 スタンフォード大学はこのところ、学習に対して積極的な投資と活動を行っている。オンラインコースウェアの開発では、MITと共同でそれを行うことを決定したし、なにやら教育工学の博士課程もできるらしい。そこの所長には、この業界では世界的に有名な○○先生が就任するというから、スゴイ。

 もう数年たったら、きっとこの業界にスタンフォード出身の有能な人材がワンサカとでるんだろう。橋とか道路とかを優先してる場合じゃないんじゃないか、と思ってしまう。


2001/08/15 オカマクサイ

 怒濤のようなお盆前の予定を何とかクリアし、しばらくお盆休みをとっていました。今日は幕張にきました。というのも、放送大学大学院の「情報教育論」の第4回に、ゲスト講師として出演することになったのです、で、今日は、その収録。収録は、NIMEのグリーンスタジオで行われました。

 出演者の打ち合わせが終了後、そうそうメイク室へ。メイクはすぐに終わったけれど、なんか変な気分だった。「収録後、メイクを落としてくれなかったらどうしよう」って気が気じゃなかったよ、メイクされている間は。

 収録は、和やかに終わりました。僕の隣には、同じくゲスト講師をつとめる山内さんもいたので、全く緊張しませんでした。でも、悪夢はこれから。

 収録後、試写というのがあるのですね。たったいま、とったばかりのデキタテほやほやVTRをみんなでみるのです。そして、これが問題あり。

 いやー、僕の話してる様子は、この上なくオカマクサイ。メイクされてるってのもあるんだけど、いやー、こりゃ、オカマだわ。自分がプレゼンしているところなんて、ふだん、見ないからね、これにはびっくりしました。ていうか、ショックだわー。

 情報教育論第4回、僕は二度と見ることはないでしょう。


2001/08/17 狭間に生きながら

 最近、学部時代の同期からメールをもらった。彼女は、現在某食品メーカーのマーケティング部でナレッジマネジメントのイントラサイトを立ち上げているのだという。僕のホームページを見てくれて、メールをおくってきてくれた。

 彼女はいう。

 現場(開発や営業)からは煙たがられています。彼らに言わせると「またこむずかしい、うるさいこと言ってきたよ」って感じです。(中略)会社の多くの人は、「学びの場」とかいう発想はありません。たぶん説明してもキョトーンとしてそう・・・(中略)人が人と関わりあい、社会生活を営む限り学び続けるんだーとか言っても、「○○さんと違って、勉強嫌いだし。」とかいう拒否反応がきそう。

 それでも彼女は頑張っている。会社と現場の狭間に身を置きながら、時には他の企業の人に話を聞きに行き、時には関連する本を読みあさり。

 同期も頑張っている。僕も負けちゃいられない。


2001/08/18 転石、苔を生じず

 いつのことだったか、中学校の国語の教科書に「転石、苔を生じず」というコトバが取り上げられた評論がのっていた。解釈は二つあった。第一の解釈は、「転がる石は、ぺんぺん草もはえない(フラフラしているヤツは実りが少ない)」というもの。第二の解釈は、「転がる石には、コケさえはえるヒマがない(アクティヴに動く人には、古さやしがらみなんか無縁である)」というものである。

 当時の僕はふーんと思っていたけれど、今になって考えてみると、前者は終身雇用を前提にした日本の雇用情勢をあらわしていると見える。それに対して、後者は、常にキャリアアップを目指していくアメリカ型の雇用なのだろうか。

 先日、新聞に「今の若者は、組織に対する忠誠心がない」と書いてあったが、そいつはアタリマエだ。組織が僕らを完全に守ってくれる時代はとうに終わってるじゃないか。僕の友達などで、「一生、自分が今いる会社に居続けること」を考えているヤツなんてほとんどいない。まして、後輩になると皆無だ。みな、虎視眈々と、明日の自分をカタチづくろうとしている。

 転石、苔を生じず

 社会に投げ出されたと同時に、僕らは転がり続けることを運命づけられてゐた。


2001/08/19 そろそろ次のネタを

 今年一年間で、僕がかかわっているほとんどのプロジェクトは、終了する。そろそろ次のネタを仕込まねばなーと、先日、山内さん@東大と話していた。

 次に僕らがねらっているのは、ケイタイだ。もうある程度技術が確立しはじめたし、エリアサーヴィス、JAVAなどの新しい機能も、続々と追加されつつある。実践研究を進める場合には、ちょうどよい頃合いだ。今だ、今しかない。

 とまー、こういう夢を見ているときが一番楽しい。


2001/08/22 お盆明け

 お盆明けの書類の整理に明け暮れた日だった。数日間でたまるわ、たまる。なんでこんなに書類があるのかわかんない。誰がいったい得をしているんだろう?

 研究的にもすべてのプロジェクトで山場を迎えている。9月前半まで、かなり出張が続くことになる。また、学会シーズンにも突入している。昨日は、教育工学会の原稿を書いていたんだけど、これがなかなか予想だにせず困難。2ページなんて、すぐにできるべさ、と思って書いていたら、全く終わらずまだ実は書いている。

 ICCE2001の原稿は脱稿。ヴィゴツキアン本も、何とかアルファ版はできた。お盆明けはこの上なく忙しい。

 今日の夜も長そうだ、そしてきっと静かなんだろう。


2001/08/23 楽しげなチャット

 なんか知らないけれどオモシロイチャットを紹介しよう。学問的にオモシロイじゃないよ、純粋にオモシロイ。

 まずは、居酒屋チャットhttp://abi.kiy.jp/abist/)。サンプルは、(http://abi.kiy.jp/abist/abiya/index.cgi)にある。なんだか知らないけれど、はじめてくる居酒屋の雰囲気をよくだしているなーと思うし、ゲーム感覚あふれるところがいい。ずいぶん前に、僕は現場の先生のためのCSCLを開発したことがあるんだけど、きっと、こういう演出があったら、もっと盛り上がっただろうなーと思う。これは、Project SCIOのCG、Web Interfaceを担当するNAP Degital Communicationsの鈴木さんに教えてもらった。鈴木さん、ありがとう。今度、あるプロジェクトで使おうと思っています。

 お次は、PlayDoというチャット(http://www.playdo.com/eng/munity.asp)。百式メーリングリストで前に紹介されていたものです。このチャットはデザインがかなりイケてるよ。Shockwaveを使った2Dのチャットです。ただ、残念なのは言語は英語かな。

 眠れない夜、遊んでみてはいかがですか?


2001/08/24 バトルロアイヤル

 今日は、朝から忙しかったなー。お盆がすぎてから結構忙しい日が続いて居るんだけど、今日はキテた。各種事務に加えて、教育工学会大会論文を脱稿。少しホッとしていたら、某雑誌論文編集員会からの査読結果通知。今回の原稿はレビュー論文だったんだけど、条件付き資料採録となりました。

 そのあとは、ひたすら教育心理学会シンポジウムのプレゼンづくり。僕は心理学会の学会員ではないのだけれども、今回は三宅なほみ先生、村山先生のお誘いで自主シンポジウムにでます。

 あまりに疲れちゃった。帰ってきてから久しぶりに近所のTSUTAYAへ。バトルロアイヤルを見た。

 この映画、中学生が島に拉致されて最後の一人まで殺し合う、というセンセーショナルなあらすじで、大変有名になっちゃったんだけど、見終わったあとの感想としては、そういう暴力性は、あんまり感じなかった。見ている間は、かえって、悲しげでもあり、見終わったあとは、なぜだか元気になっている映画だった。

 この映画を読み解くためには、暴力に目をとらわれず、映画の背後にながれるメッセージを読みとるべきだと僕は思う。第一に、この映画では、「ガンバリズム」が徹底的に否定されている。

 秋也、がんばれ
 中川、がんばれ

 がんばれ、というコトバは、よく大人が使うんだけど、何をどうがんばれればよいのか、全く自明じゃない。これを痛烈に批判して居るんだと思う。

 第二に、この映画で最も制作者が主張したかったのは、「どんなに人間はあがいても、武器をもって、戦い、そして生き残っていかなければならない」ということだろう。これについては、僕もよく思うことがある。

 今の若者、そして僕らにも、もし欠けているものがあるのだとすれば、それは、「人間は、最後には一人で戦い、生きていく」という意志であろう。この映画は、それを訴えるための手段として、暴力を用いた生の賛歌のように思われる。

 疲れているときにこそ、この映画は見るべきだ。どんな境遇にいようとも、日々、僕らは走り続け、自分の武器を手に携え、戦い続けなければならない。

 走れ


2001/08/25 日めくりカレンダー

 どうも、今週は生活が煮詰まっている。筆もあまりさえないし、何だか毎日が、さらりさらりと、ちょうど日めくりカレンダーのようにすぎていく感じだ。ニュース専門チャンネルに喩えることもできるな。例えば、CNNは日々何度か同じニュースをやっている。CNNをつけながら仕事をしていると、先ほどみた、あの光景がまた繰り返されることになる。

 もちろん、同じことなんてひとつもしていない。でも、それをやっている自分にとっては、同じコトのように思えてしまう。

 いいようのないぼんやりとした気分の中で、何か新しいことを探さなければならない、何かオモシロイことをしてみたい、昨日と同じコトを繰り返してはいけない、そういう強迫観念に襲われる。

 ちょっと気分を変えてみよう、そんな日もある。


2001/08/26 プールにいってみた

 今日は、出張で京都にきている。ホテルには少しはやく戻れたので、気分を変えて、施設の中にあるプールにいってみた。少し高いかなーと思う値段だったけど、まー、いいだろ。自己投資。

 それにしても、最近、運動してなかったな。最近運動したっていえば、先日、実家に帰ったときに、パークゴルフをやったくらいで、その前はといえば、全く思い浮かばない。そういえば、去年はスキーにも行けなかった。

 今、僕は「行けなかった」と書いたな。いやー、これが間違いだよな、考えてみれば。確かに去年は着任で忙しかったけどさ、行かなかったんだよ、きっと。行こうと強く思えば、行けたハズなのに行かなかった。

 多忙は怠惰の隠れ蓑

 要するに、忙しさを理由にして、運動しなかっただけなんだ。考えてみれば、忙しさっていうのは、「何もしないこと」の絶対的な根拠になっちゃうわけで、それがいきすぎると、素敵な経験や体験を失っちゃう。そりゃ、中には、一分単位で生きている多忙なエライ人はいるけどさ、ほとんど人は、そんな単位じゃ生きていない。多忙にならないように、生活をコントロールしたり、プランすることでほとんどの人は、過剰すぎる<多忙>からは解放される。

 プールでは1時間くらい泳いでいた。何にも考えずに、ひたすら平泳ぎ、平泳ぎ、平泳ぎ。疲れたけど、気持ちよかった。


2001/08/27 恐がり

 何を隠そう、僕は恐がりである。特に、オバケが大嫌いだ。ムシも嫌いだけど、オバケはもっと嫌い。見たことないけど、嫌い。生まれたときから、ずっと嫌い。

 最近、そのことが、いろいろなところでオモシロ可笑しくアレンジされて語られているので、いっそのこと公知の事実にしちゃおう。

 なんで、この事実がバレちゃったかっていうと、ちょっと前にMELLプロジェクトの会議のあと飲み会があったのです。そこで、バラされちゃったんですね。その話が、以下のようなエピソードなわけです。

 実は、数ヶ月前に、あるところに山内さん@東大と一緒に出張する用事があったんだけど、このとき、何だか知らないけど、一人で泊まっちゃいけないっていうオツゲがあったのですね、何だか知らないけど、イヤーな感じがしたのです。

 だから、山内さんと一緒のホテルに泊まろうと思い、でも、そのことを対面で言うのはいやだから、親切心を装って「山内先生のホテルも僕がとってあげますよ」とわざわざ山内さんのケイタイまで電話をかけて予約をとったのです。山内さんは、なんでコイツこんなに親切なんだろうとずっと思っていたらしいですが。

 結局、この出張では、オバケはでなかったんだけど、その話がいろいろなところでオモシロオカシク脚色されて話題になっちゃっているみたいです。

 ていうか、ビジネスホテルって怖くない? 僕がビジネスホテルの予約をとるときは、グーグルで「ホテル名 + 自殺」とかって検索して、変な結果がでないことを確かめてから予約とってます。それに部屋にはいったら、必ず絵がかけてあるでしょ。あの裏を絶対一番最初に確かめます。

 みなさん、よく怖くないねー。油断大敵、火がボーボーだぞ、アンタ。


2001/08/28 新ネタ

 今日は、新ネタにつながりそうなオモシロい出来事が起こった日だった。プロジェクトの会議が山内さんのところであって、そこでウェアラブルPCの話をしていた。


山内研究室にてWearablePC体験

 ウェアラブルっていうと、ちょっと前に流行ったよなー、古いなーって感じもするんだけど、あの頃はまだまだバカデカイ筐体をせおって、アタマをすっぽり覆ってしまうようなディスプレイだったじゃないですか。そら、苦行やでーって感じの。で、今、ようやく、実用化のチョイ手前くらいにまできていて、学習のテクノロジーとして使えるかなーと思っています。

 いやー、実は新ネタはここからきているんだけど、まだ誰にも教えられないな。数日前まで、研究的にあまり成果があがらなくって、えらく落ち込んでいたんだけど、ちょっと回復。

 まだはじまったばかりだ。


2001/08/29 パーティ

 今日は、山内先生@東大、堀田先生@静岡大学、菅谷さん、NHK Educationalの横田さん、日比さん、宇治橋さん、ハマちゃん、美和さんとで、渋谷のオイシイお店でかなり飲んだ。7時からの勉強会を終え、飲み屋さんに向かったのは9時。おうちについたのは午前2時だった。宇治橋さんが結婚お祝いパーティを開いてくれたのだ(宇治橋さん、皆さん、ありがとうございました)。

 いやはや、皆さん、エネルギッシュだった。インタビュー大会では、お酒にまかせて、コッパズカシイ報告を多々してしまった。情報は矢よりも早いから、あきらめてはいるけれど、全部忘れられますように。

 明日は、Project SPHEREの実験計画に関するミーティング。先日、山内さんが提示してくれた研究仮説は、ムムムとうなってしまうような素敵なものだった。それまでどうも仮説がたたなくて苦しい思いをしていたので、小躍りして喜びたかったね。明日のミーティングで具体的な計画がでることを楽しみにしている。


2001/08/30 査読修正

 朝おきてすぐに出勤。プロジェクトのミーティング前に査読後の原稿を修正する。いやー、難航してます、ハイ。

 いいわけをすると、そもそもCSCLっていうのは、スゴクまとめにくい。なんでまとめにくいかっていうと、研究目的も被験者も違うシステムがすべてCSCLとしてくくりだされているからである。

 いやー、参ったな。煩悶は続く。


 NAKAHARA,Jun
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